【ニューヨークショー2017】ダッジが840馬力の「チャレンジャーSRTデーモン」を発表

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FCA USは、ダッジ・チャンジャーSRT8の最強・最速モデルとなる限定車「ダッジ・チャンレンジャーSRT8デーモン」を、ニューヨークショー2017での披露に先駆けて、4月11日に発表した。

 

0-97km/h加速は2.3秒!

 

これまでの最強モデルであるSRT8ヘルキャットの上を行くこのSRT8デーモンは、840ps/1043Nmを引き出す6.2リッターV型8気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載。0-30mph(約48km/h)はわずか1.0秒、0-60mph(約97km/h)では2.3秒、そして停止からクオーターマイル(約402m)まで9.65秒(到達時の車速は225km/h)という驚異的な加速性能を身につけた。FCAは世界最強のV8エンジン生産車と主張している。なお、加速時のGフォースは最大で1.8Gにおよぶという。ちなみに、NHRA(全米ホットロッド協会)では、このSRT8デーモンがあまりにも速すぎるので、ドラッグレース公式戦の出場を禁止したというから、その速さは本物だ。

 

840-horsepower 2018 Dodge Challenger SRT Demon debuts in New York

 

さらに、2.92フィート(約89cm)の前輪リフト走行、いわゆるウィリー走行を実現し、ギネス世界記録に登録されたという。

 

ベース車はチャレンジャーSRT8ではあるが、リアシートやオーディオを取り除く(オプションで装着可能)などの軽量化を実施したほか、軽量ブレーキキャリパーやアルミホイールを装着。ワイド化されたフェンダーに収まるタイヤはニットーNT05Rで、サイズは315/40R18だ。

 

生産はこの夏の終わりから始まり、デリバリーは今秋からスタート。米国市場に3000台、カナダ市場に300台販売される予定だ。

 

 

 

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