ついに自動でステアリングを切る

 

この画像は、今年中のデビューが噂される新型Aクラスに続き、2018年モデルとして登場する予定の次期「GLA」のスクープだ。全般にキープコンセプトで、ざっと見た印象ではサイズ的にもほぼ現行車と同様のようだ。フロントフードの意匠が新しくなるのか、あるいは全体像を見せないための擬装かは不明だが、フード上には“座布団”が載せられている。グリル周りは開口形状が一新されているので、これはおそらくフードと合わせたフロント部分全体の造形をまだ公開したくないためだろう。

 

興味深いのはCLA的な“バナナスタイル”のサイドウインドーライン。現行車は後席に座るとやや日が当たらない印象なのだが、おそらく次期型はもう少し開放感が出るのだろう。おまけといっては何だが、風切音低減を狙い、サイドミラーのマウントもウインドー枠からドア上に変更されている。

 

パワートレインは従来同様となる横置き4気筒のガソリンとディーゼルで、前輪駆動と4WDが用意される。さらに48V電装をベースにしたマイルドハイブリッド仕様が投入されるとも噂されている。AEB（自動緊急ブレーキ）は機能強化で実力アップ、ADAS（先進ドライバー支援システム）系も次世代版に刷新され、操舵制御が加わるアダプティブクルーズコントロール「ディストロニックプラス」や、１ボタン自動パーキング（操舵だけでなくシフトも自動）が可能になるといわれている。

 

■関連記事

• “電気自動車のSクラス”にふさわしいデザインへと刷新！ メルセデス･ベンツ｢EQS｣発売
• メルセデスのオフローダー、Gクラス初のフル電動モデル！「G580 with EQテクノロジー・エディション1」発売！