新型スマート・エレクトリック・ドライブがデビュー

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ダイムラーAGは2月22日、新型スマートの電気自動車「スマート・エレクトリック・ドライブ」を発表した。欧州では、エレクトリック・ドライブ仕様のスマート・フォーツーとスマート・フォーフォーは2017年春から、スマート・カブリオは今夏から発売される。

 

航続距離は160km

 

新型スマート・エレクトリック・ドライブには、60kW(81ps)/160Nmを発揮する電気モーターを搭載し、俊敏な加速を披露する。アンダーボディには17.6kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、1回のフル充電における航続距離は約160kmにおよぶ。ちなみに、0-100km/h加速タイムは、フォーツーで11.5秒、フォーフォーが12.7秒。最高速は両モデルともに130km/hと発表された。

 

World premiere for the fourth generation smart electric drive

 

バッテリーの80%までの充電時間は、家庭用コンセントで6時間、ウォールボックスなどの急速充電器の利用で3.5時間(いずれも欧州仕様)。オプションの新しい急速充電器を使用すれば、80%までを45分以内に済ませられるという。

 

スマートフォンなどの携帯端末に「スマートコントロール」アプリを入れると、車外からでもバッテリー残量といった車両の状況が確認できるほか、インテリジェント充電などの機能がリモートで制御できる。

 

外観ではエレクトリック・グリーンのドアミラーキャップやトリディオンセーフティセルが、EVモデルを特徴づけている。ステアリングホイールヒーターを含むウインター・パッケージの設定は、エレクトリック・ドライブ専用にオプション設定される。

 

ドイツ市場における車両価格は2万1940ユーロ(約263万円)からで、環境対策の補助金を受けた場合、1万8000ユーロ(約215万円)以下からとなる見込みだ。

 

 

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