ダイムラーは2月6日、メルセデス・ベンツの新たなデザインラインとして、SLCに「レッドアート・エディション」を、SLに「デジーノ・エディション」設定、欧州で4月より発売すると発表した。
レッドカラーのアクセントが特別感を演出
SLC180、SLC200、SLC250d、SLC300に設定されるレッドアート・エディションは、フロントグリルやフロントスプリッター、シートなどにレッドカラーのアクセントが入り、スポーティなキャラクターが強調されている。ホイールは5ツインスポークデザインで、トレモライトメタリックという特別な塗装が施される。ボディカラーはマット仕上げのデジーノ・イリジウムシルバー・マグノを含む6色から選択が可能だ。
そしてトップモデルのAMG SLC43には、ハイグロスブラック塗装の10スポークデザインホイールや、レッドブレーキキャリパーなどが組み合わされる。ボディカラーはデジーノ・セレナイトグレー・マグノやデジーノ・イリジウムシルバー・マグノを含む6色をラインナップしている。
なおSLCレッドアート・エディションの欧州での販売価格は、3万8853〜6万2207ユーロ(約470万〜754万円)と発表されている。
一方、SL400とSL500に設定される「デジーノ・エディション」は、AMGの10スポークホイールやクロームのアクセントが特徴的。ブラックとポーセレンでまとめられた内装にはデジーノ・ナッパレザーが多用されるほか、アンビエントライトや2トーンのスポーツステアリングなどが装備され、エクスクルーシブなイメージを高めている。こちらの欧州での販売価格は11万7107〜13万7088ユーロ(約1420万〜1662万円)である。