ロータス新型「3-イレブン」が国内デビュー

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ロータスカーズ日本総代理店のエルシーアイが、新モデル「ロータス3-イレブン」の発売を開始した。ロータス3-イレブンは全世界で311台のみの限定生産であり、日本では2017年秋からのデリバリーが予定されている。

 

ロータス史上最速の量産ハイパフォーマンスカーとして「グッドウッド・フィスティバル・オブ・スピード2015」において公開されたロータス3-イレブンは、多くのファンの話題を集め、発売が待ち望まれていた。

 

シリーズの究極的な進化形

 

「エヴォーラ400」に採用されたものを改良したV型6気筒3.5リッタースーパーチャージャーエンジンは、416ps(ロード仕様)/466ps(レース仕様)のスペックを誇る。この高出力ユニットを実に925㎏(ロード仕様)/890㎏(レース仕様)という超軽量カーボン複合材ボディに搭載しているのだ。

 

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トランスミッションはロード仕様にトルセンタイプのクロスレシオ6速を、レース仕様には6速シーケンシャルを装備する。さらに前後のダブルウイッシュボーン・サスペンションにはアイバッハ製スプリングとオーリンズ製アジャスタブル・ダンパーを採用し、APレーシング製ブレーキとロータスがチューンしたボッシュ製アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)を搭載。フロント18インチ、リア19インチのアルミ合金製ホイールには、前225/40ZR18、後275/35ZR19サイズの、ロード仕様は「ミシュランPilot Super Sport」が、レース仕様はに「ミシュランPilot Sport Cup 2」が装着される。

 

0-100km/h加速は3秒フラット! 

 

これらの結果、3-イレブンのパフォーマンスは最高速度280km/h(ロード仕様)/290km/h(レース仕様)、0-100km/h加速は3.4秒(ロード仕様)/3.0秒(レース仕様)という俊足を可能にしている。そして、ノーフォーク州ヘセルにあるロータスのテストトラックでは、「エヴォーラ400」を10秒も上回る市販モデル最速の1分22秒というラップタイムを記録した。

 

ロータス本社で高度な技術を持つ職人達によって手作業で組み立てられる3-イレブンは、一切の妥協をしないロータススピリットを持つ純粋でピュアな1台といえる。価格はロード仕様が14,958,000円、レース仕様が20,250,000円となっている(いずれも税込)。

 

 

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