【パリモーターショー2016】メルセデス・ベンツがAMG GTロードスターを初公開! まさかのサプライズも!

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さらに高性能なAMG製ハイパーカーも開発中

 

 メルセデス・ベンツがメルセデスAMG GTの新たなバリエーションとなる「メルセデスAMG GT ロードスター」を発表した。AMG製の4.0リッターV8ビターボエンジンはクーペモデルのGTよりも14ps(10kW)高い476ps(350kW)を発生する。同時にハイスペック仕様の「メルセデスAMG GT C ロードスター」の存在も明らかにされ、こちらはクーペモデルのGT Sを大幅に上回る557ps(410kW)を発生。ともに2017年2月の欧州発売を予定している。

 

Mercedes-Benz Media Night, Paris 2016

 

 フラッグシップのメルセデスAMG GT Rから“パンアメリカーナ”グリルを受け継いだ新型ロードスターは、AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンションも継承しており、メカニズム的にはこれがハイライトだ。後輪操舵のアクティブリアアクスルステアリングと電子制御リアLSDによりもたらされたという、高いコーナリングスピードと優れたトラクション性能に注目したい。

 

Mercedes-Benz Media Night, Paris 2016

 

 インテリアでは、ナッパレザーのトリムやナッパレザー/DINAMICAマイクロファイバーのAMGパフォーマンスステアリングホイールを採用し、さらにRACEプログラムも用意されている。加えてAMGパフォーマンスシートもオプション設定されており、こちらは季節を問わず快適なオープンエア走行を楽しめるようになる、首元に温風を送り出すAIRSCARFを完備する。なお、オープントップは50km/h以下なら走行中でも開閉可能で、所要時間はわずか11秒だ。

 

 また、今回の席上、ダイムラーでR&D部門のトップを務めるトーマス・ウェバー氏は「われわれは現在、メルセデスAMG主導でグループ傘下の企業が一致協力し、まったく新たなAMGモデルを製作しています。非常に高効率で、同時に動力性能でもほかを圧倒する、いわばハイパーカーと呼ぶべきモデルです」と宣言。具体的な内容は明らかにされなかったが、公開された画像からすると、ル・マンカーを思わせるレーシングカーライクなマシンのようだ。続報に期待しよう。

 

 

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