ユニークなラフスケッチがポイント

　FCAジャパンは、フィアット500の限定車「フィアット500ジェニオ」を9月17日より発売すると発表した。税込車両価格は251万6000円で、限定台数は150台となっている。

　500ジェニオは、FCAのデザイン部門「チェントロスティーレ」が日本のためだけにデザインした特別な限定車で、日本イタリア国交150年にあたる今年を記念するモデルでもある。

　車名のジェニオとはイタリア語で「天才」の意味。Bピラーやダッシュボード、キーケースに描かれたラフスケッチが特徴的だ。これはフィアット500のデザイナー、ロベルト・ジョリートが黒板に描いたスケッチをそのまま映し込んだ実にユニークなもの。

　ベース車は500ツインエアラウンジで、メタリックグレーのボディにブラックのインテリアを組み合わせる。シートはポルトローナ・フラウ製の専用タイプだ。そのほか、クロームのミラーカバーや16インチアルミホイール（センターキャップに円周率の数字が並ぶ）が専用装備となっている。

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