トップグレードは340iに進化
6月1日、BMWはドイツ本国でマイナーチェンジされた「3シリーズ・グランツーリスモ」を発表した。外観では新デザインのバンパーやLED化された前後ライト、内装ではグロスブラックのパネルとクロームのアクセントを新たに採用して品質感を高めるとともに、スポーツライン/ラグジュアリーライン/Mスポーツの差別化が強化されている。
最大のトピックが、日本仕様も含め3シリーズ・セダンに先行して搭載された新世代エンジンの投入で、184ps(135kW)から326ps(240kW)までの3機種のガソリンエンジンと、150ps(110kW)から313ps(230kW)までの5機種のディーゼルエンジンを新採用。モデル名はガソリンが320i/330i/340i、ディーゼルが318d/320d/325d/330d/335dとなる。ガソリンエンジンでは燃料消費量が最大14%も削減されるなど、高効率を特徴としている。
また、エンジンを問わず4WDのxDriveモデルを設定し、ナビゲーションシステムを最新バージョンにアップデートするなどの変更も実施。欧州では2016年7月に発売される予定となっている。