ソファにはSクラスに使われるレザーを使用
メルセデス・ベンツは2016年4月、フレイザー・ホスピタリティと提携してシンガポールにプレミアムビジネスアパートメントを展開すると発表した。フレイザー・ホスピタリティは、Fortune 500やForbesにランキングされる大企業に勤めるビジネス旅行者をターゲットに長期滞在型のラグジュアリーレジデンスを提供している企業で、メルセデスが展開する「メルセデス・ベンツ・リビング@フレイザー・アパートメント」はそれらフレイザーのレジデンスに、メルセデスをモチーフにしたインテリアデザインを取り入れたものになるとのことだ。
メルセデスは2015年の秋、ロンドンに6室のプレミアムサービスアパートメントを用意してこの事業をスタートしており、今回のシンガポールではチャンギのカプリ・バイ・フレイザーに9室を設定。Sクラスのインテリアと同じレザーで覆われたシルバーグレーのソファ、Sクラス・クーペのヘッドライトに用いられているスワロフスキーのクリスタルを使用した照明、メルセデス各車で提供されているブルメスターのオーディオシステムなどが導入されている。また、プレイルームにはドライビングシミュレーターが設置され、街の散策にぴったりなトレッキングバイクの貸し出しも受けられるなど、メルセデスの世界観を満喫できるサービスも充実している。
利用料金は1日あたり400シンガポールドル(約3万2000円)から。すでに利用可能で、予約はhttp://www.capribyfraser.com/にて受付中だ。詳細についても同サイトにてご確認を。