ライバルを凌駕する最新のインフォテインメントを搭載
だが、本当の革新は中身にあるといっていい。新型はXEから採用がはじまった「D7a」アーキテクチャーをベースに作られており、ボディの75%が軽量なアルミ製に。このおかげで先代に比べ最大190kgの軽量化を達成するとともに、ねじり剛性を28%向上。ボディサイズは先代モデルに比べ全長-10㎜、全幅+5mm、全高-5mmと、ほとんど変わっていないにも関わらずだ。
エンジンはガソリンが2.0リッター直列4気筒ターボ(240ps/340Nm)と3.0リッターV型6気筒スーパーチャージャー(340ps & 380ps/450Nm)の2種。ディーゼルはジャガー&ランドローバー社が新工場を建設するまでしてゼロから作り上げた、最新の2.0リッター直列4気筒ターボディーゼル、通称「インジニウム」を用意する(180ps/430Nm)。組み合わせるトランスミッションは全車ZF製の8速ATで、グレードは4気筒系にはラグジュアリーな「ピュア」と「プレステージ」が、6気筒系にはラグジュアリーな「ポートフォリオ」に加え、スポーティな「R-スポーツ」と「S」がラインナップされる。
そしてライバルを大きくリードしているのが、最新のインフォテインメントシステム「インコントロールタッチ・プロ」を全車に標準装備してきたことだろう。これは10.2インチのタッチスクリーンをセンターコンソールに、メーターパネルを12.3インチの大型ディスプレイに置き換えることで、走行/エンタメ情報を2カ所の大画面を使ってよりフレキシブルに表示、操作性や視認性を大幅に高めるものだ。これに合わせてナビがようやくDVD(!)からSSDにアップデートされたが、そのマップはいまやドライバーの目の前、メーターパネルいっぱいに表示することもできる。2段飛び、いや3段飛びくらいに進化したというわけだ。
- 1
- 2
■関連記事
関連記事
フェイスメイクはさらに続く!旧グンゼ製ハイテックモデル「ジャガーEタイプ」を地道に作ってみる・第21回
CARSMEET モデルカー俱楽部
2024.03.05
目元パッチリ、顔が見えてきた!旧グンゼ製ハイテックモデル「ジャガーEタイプ」を地道に作ってみる・第20回
CARSMEET モデルカー俱楽部
2024.02.28
全国約30箇所を巡る展示・試乗イベント! BYDのEVを身近に体験できる「Hello! BYD Caravan」
キャンペーン
2024.02.26
エンジン関連パーツをもう一度見直し!旧グンゼ製ハイテックモデル「ジャガーEタイプ」を地道に作ってみる・第19回
CARSMEET モデルカー俱楽部
2024.02.12
愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?
複数社を比較して、最高値で売却しよう!
車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。
手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!
一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業電話ラッシュをなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!
【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>