全長約5mのプレステージワゴンとして

　かつてワゴンブーム華やかかりし頃、ボルボのステーションワゴンといえばメルセデスEクラスにも負けぬほどのプレステージ性を持つ、憧れの存在だった。今回ジュネーブショーで披露された新型V90は、そんな過去の栄光を取り戻すべく、堂々たる体躯にボルボが持つ最新技術のすべてが注ぎ込まれている。

　具体的には半自動運転を実現する最新のドライバーアシストシステムであり、2リッター4気筒ツインチャージャーエンジンに電気モーターを組み合わせるプラグインハイブリッド機構などだが、詳細は「【ジュネーブショー2016】ステーションワゴン復権の予感！ ボルボがV90を電撃公開」を参照いただくとして、ここでは「これぞボルボ!」ともいうべき凛としたスタイリングと、気になるラゲッジルームなどの詳細画像をお届けしよう。