【スクープ】狭い道でもOK!? 次期ロールス・ロイス・ファントムの新兵器とは?

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BMW 7シリーズ同様にリアタイヤもステアする?

 

 来年のデビューが噂されるロールス・ロイス・ファントムの姿がスクープされた。親会社であるBMW製のエンジンを搭載して誕生した現行ファントムはもう13年目だから、確かにそろそろ変わり時だ。つまりロールスの他モデルではじまったターボ化の波が、モデルチェンジを迎えるファントムにもいよいよやってきたわけだ。
 だがもっと大きな変化は、エンジンだけでなくプラットフォームもBMW製になることだろう。もちろん外板はロールス・ロイスだし、新型のエクステリアデザインは現行ファントムのイメージを継承した超キープコンセプト。屹立するパルテノン、四角いヘッドランプ、アップライトなボディサイド、コーチドア、絞られたリアエンドなど現代的ロールスの定番的デザインとなっている。
 スクープ写真ではバルクヘッドから前車軸までの距離が従来より短いように見えるが、これはBMW製CLARプラットフォームを使うゆえの制約だろうか。ロールスはこの部分の長さもその絶大な存在感に貢献してきたわけで、ファントムのようにキャビンが長いリムジンスタイルに威風堂々たるサイドビューを与えてきた。それだけにちょっと気になるところだ。もうひとつの発見はリアステア。タイトターンしている画像では、どうやらリアタイヤも切っているように見える。これはもちろんホイールベースの長いリムジンにはとても有益なシステムだ。

 

 

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