【ジュネーブショー2016】コンパクトなのに367馬力! アウディが「RS Q3パフォーマンス」を発表

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0-100km/h加速はスーパーカー並みの4.4秒に

 現地2月4日、アウディはジュネーブ・モーターショーでのワールドプレミアを予定している新型「アウディRS Q3」について概要を発表。ニューモデルでは2.5リッター5気筒ターボエンジンがこれまでの340ps(250kW)/450Nmから367ps(270kW)/465Nmに強化され、それに伴い0-100km/h加速が4.8秒から4.4秒へ、最高速度がリミッター付きの250km/hから270km/hへと向上しているのが最大のトピックだ。

 出力の増加は、メインラジエターの冷却能力を高め、燃料ポンプを最適化することで達成されたとのこと。トランスミッションも、デュアルクラッチの7速Sトロニックという形式こそ変更されていないが動力性能の向上に合わせてチューニングを受けており、ダイナミックモード選択時にはシフトチェンジごとにいわゆるダブルクラッチ操作が行なわれる。

 ルックス面では、シングルフレームグリルの縁取りや左右吸気ダクトなどのマットアルミ調だった加飾部分がマットチタン調に改められており、精悍さを増した印象だ。また、Vツインスポークのアルミホイールが19インチからオプションだった20インチへと格上げている(日本仕様ではすでに20インチが標準装備)。赤いブレーキキャリパーは無償オプションでブラックに変更できる。

 欧州ではジュネーブ・モーターショーでの発表後すぐの発売を予定。価格は6万1000ユーロ(約800万円)からとなっており、第2四半期にもデリバリーが開始される。日本発売は、欧州発売から半年遅れだった現行モデルと同じスケジュールなら秋頃になりそうだ。

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