BMWが似て非なる2台のプラグインハイブリッドを発表! で、何が違う?

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225xeはFF、FR、4WDが変幻自在!

 1月26日、BMWが新たなプラグインハイブリッドモデルとして「BMW 330e」と「BMW 225xeアクティブツアラー」の2車種を同時に発表した。BMWのプラグインハイブリッドモデルはBMW i8とBMW X5 xDrive40eに続いてこれで計4車種となり、このラインナップ数は単一ブランドとしては国内最多とのことだ。価格は330eが554万円から599万円、225xe アクティブツアラーが488万円から509万円。ともに2016年3月からの納車を予定している。

 330eは、2.0リッター直4ターボガソリンエンジンと、8速ATに一体化された電気モーターの組み合わせで後輪を駆動。リチウムバッテリーはラゲッジフロア下に格納し、370リッターの荷室容量を確保しつつ約50:50の前後重量配分も維持した。システム総合では最高出力252ps(185kW)、最大トルク420Nmを発生し、0-100km/h加速6.1秒(欧州仕様車値)となっている。また、電気モーターのみで走る「MAX eDrive」モードも用意されており、その場合、120km/hまでの速度域で最長36.8kmのゼロエミッション走行が可能とのことだ。

 225xe アクティブツアラーは、1.5リッター直3ターボガソリンエンジンにより6速ATを介して前輪を、電気モーターで必要に応じて後輪を駆動するオンデマンド4WDで、システム総合では最高出力224ps(165kW)、最大トルク385Nmとなっている。0-100km/h加速が6.7秒(同)で、電気モーターのみの「Max eDrive」モードでは125km/hまでで最長42.4kmの航続距離を達成。

 またBMWは、現行車への代替わりでハイブリッドが消滅した7シリーズにも2016年中に、その後も順次、すべてのコアモデルにプラグインハイブリッドモデルを導入するとも合わせて発表している。

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