世界限定49台 コンペティション EU仕様 Youtubeインプレッション動画 LMP CARSウェブサイトへ掲載中
ABARTH 500 500アセットコルセは、“闘うアバルト”のスピリットを忠実に受け継ぎサーキットに特化したモデルとして製作されている。Assetto Corse Limited Edition
往年の1000ベルリーナコルサを思わせるパステルグレーのボディカラーとストライプのグラフィック、49のゼッケンが初回限定モデルの特徴。随所にアバルトならではといえるデザイン処理が施されている。
ちなみに「アセットコルセ」はイタリア語で「レース用に設えた」を意味するもので、その名は1965年に登場した「フィアットアバルト695SSアセットコルサ」を起源とする。
エンジンルームが狭く温度が上昇しやすいことに備え、エンジンの吸気はフードに設けられたNACAダクトから冷気を取り入れ、レース時に安定した性能を発揮できる構造。
エンジンフードにはNACAダクトのほか、エンジンルームの熱気を抜くアウトレットルーバーも設けられています。
レースカーに装備されるキルスイッチがフロントウィンドゥの下にも設置されています。見た目がレースカーそのものですが、ストリートでも十分問題なく走らせることが可能です。
エンジンは500と排気量こそ同じだが、大型のターボチャージャーの採用や吸気および排気のリファインマネージメントプログラムの変更により190hpを発揮した。
エンジンは500と基本的には共通だが、ターボチャージャーを大型のギャレット製GT1446に換え、吸気、排気のリファインとマネージメントのプログラムを変更することにより190hpを絞り出した
エンジン形式 :水冷直列4気筒DOHC4バルブ+ターボチャージャー総排気量 :1368cc最高出力 :190hp/6500rpm
こちらの実車をワインディングで走らせたインプレッションYoutube動画をご覧いただければ幸いです。動画は当社Webサイトの車両紹介からご覧いただけます。
後付けのFIAMM製のエアホーンは甲高い音色で、クラシックフェラーリと同じサウンドです。
Youtube動画はURLからもご覧いただけます。https://youtu.be/ypM-LT1bUE0
ABARTH CORSA専用パーツを採用しています。
エンジンルームの温度が上昇し易いため、吸気はフードに設けられたNACAダクトから冷気を取り入れる。
放熱のために右側にはエアアウトレットが備わる。
フロントまわりではメッシュを基調に“ABARTH”とペイントされたフロントグリルが、ただものでないことを物語る。
ホイールはOZレーシングが500アセットコルセ専用に製作した7J-15サイズのその名も“スコルピオーネ”で、195/50R17のタイヤが組み込まれた。
ボディカラーは往年のベルリーナコルサにちなんだパステルグレーに塗られ、1949年にアバルト社が設立されたことにちなみゼッケン49を付けて49台のみが生産された。
不要な装備を削ぎ落とすことにより、車両重量は500より180kgも軽い930kgにまでシェイプアップされた。
必要な装備以外はすべて剥ぎ取られたコクピット。ロールケージやカーボン製のシフトボックスとスイッチパネルが競技用であることを主張する。ステアリングホイールはサベルト製スウェード巻き3スポークを装着。
500アセットコルセの初回限定仕様には、ダッシュボードにはシリアルナンバーが記されたプレートが取付けられている。
ABCペダルは吊り下げ式ですが、操作はとてもしやすいレイアウトです。
シャシーはロールゲージとレーシングサスペンションで強化され、スペシャルギアボックス、専用パワーステアリング、ブレンボ製ブレーキシステム、17incアルミ
コクピットは競技用に徹底して軽量化のため走りに必要な装備以外はすべて剥ぎ取られ、一方で車内に張り巡らされたロールケージやカーボン製のシフトボックスとスイッチパネルが競技用であることを主張する。
助手席の乗り心地は見た目よりもいいのは、シートスポンジが厚めだからでしょう。
レギュレーションにより装着された消火器。
ステアリングホイールはサベルト製のスウェード巻き3スポークタイプで、乗降性を考えて脱着式とされた。
エンジンフードのダクトを始め、フットレスト、バッテリーカバー、ドア内張りなど専用のパーツにはサソリのマークが入る。
リヤサイドウインドウとリヤウインドウは軽量なプレキシ製に変更されている。
エンジンフード、リヤハッチのロックは、レーシングマシンでおなじみのピン固定式となる。
クラシックアバルトレタリングが素敵ですね。
ルーフ後端には角度を調整可能なウイングが備わる。
この独特のデザインのリヤウィングがアクセントになっています。
このサイズのリヤウィングはダウンフォースを発生させるよりもブレーキング時にリヤのリフトを抑える効果が期待できます。
リヤシートがあったところにはバードゲージのようなロールゲージが張り巡らされています。
アクシデント時の安全性を高めることに加えボディ剛性を高めるロールケージは、ジャングルジムのように組まれている
ここは意外と多くの荷物を積めるスペースとしても活用できそうです。
49番のゼッケンが49台限定車の証です。
新生アバルトのエンブレム。
エグゾーストマフラーは意外と静かで、高回転域では魅力的なサウンドを奏でます。
エンジンのパワーアップに伴い足回りも大幅に強化された。フロントはマクファーソンストラット式の形式こそ変わらないが、専用のダンパーとハードなスプリングが組み込まれた。
リヤのダンパーとスプリングも専用品で、ダンパーは別体式のサージタンクを備えたコンペティション用の本格タイプとされた。
全長 :3740mm全幅 :1640mm全高 :1460mmホイールベース :2300mm車両重量 :930kg
ホイールはOZレーシングによる500アセットコルセ専用品。サソリのロゴが配された15インチサイズの“スコルピオーネ”が組み込まれている。
運転席及び助手席にもサベルト製レーシングフルハーネスが装着されています。もちろん3点式シートベルトもあります。
徹底的に軽量化のためストリップされたインテリア。ドアの内張りはドライカーボン製パネルに交換され、スポーピオンマークが誇らしげに刻印されています。
X形に溶接されたサイドロールゲージはしっかりと根元がボディーへ溶接されています。
ロードカーとは大きく違うインテリアはレーシングカーのために必要最小限の装備に変更されています。
乗車定員2名を確保するために取り付けられたスパルコ製フルバケットシート。オリジナルのABARTH専用バケットシート(ドライバー用)は保管してあります。
ブレーキはフロントが305mm径のディスクローターに4ポッドキャリパー、リヤは264mm径のディスクローターに2ポッドキャリパーが組み合わせられ、さらに専用のレーシングパッドで強化。
エアダクトはブレーキシステムをクーリングします。
FIAレギュレーションに合致したレース用牽引フックが装着されています。
台形のどっしり感あるデザイン。フロントとリヤ目一杯広げられたホイールベースが特徴的ですね。
非日常をいつでも楽しめるリアルスポーツカー。
新生アバルトの唯一のスペシャルリミテッド生産モデル。
ここにも49番のステッカーが装着されています。
専用のOZ製アルミホイールに刻まれたスコーピオン。
サイドにもエンブレムが装着されています。
とにかく街中で走らせてもメチャクチャ楽しいアバルトコンペティションマシンです。
走りは超過激で刺激いっぱいアドレナリン出まくります!