自動車業界でも脱二酸化炭素が進行している時代ですが、 NA6.2L、V8エンジンの力強い走りとサウンドは何物にも代えがたい。
当店では日本国内であれば47都道府県にご納車させていただきます。(ただし一部離島を除きます)陸送料金、到着までの日数についてもお気軽にお問い合わせください。
国家資格1級のメカニックが法定12ヶ月点検に基づいた納車前点検整備を行います。油脂類などの消耗品の交換はもちろん、一台ごとに適切な整備をした上で3ヶ月、3000kmの保証をお付けしてお届けします。
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ご覧いただきありがとうございます。2009年式メルセデス・ベンツC63AMG黒色が入庫しました。FRメルセデスのスモールシャーシに6.2リッターV8エンジンを搭載したホットはモデルです
元は独立チューナであったAMGは1999年に当時のダイムラークライスラーに吸収され、2014年からはメルセデスAMGとして現在に至るダイムラー社のスポーツカーブランドである。
通常のモデルよりも強力なエンジンと強化された車体やサスペンションを持ちサーキットなどのスポーツ走行にも適合したハードな車に仕上げられているのがAMGの特徴です
V8エンジンを搭載するためにボンネットは膨らみを設けている。前後バンパーはエアロ形状であり大きなエアダムを備えるため一般モデルよりも14センチほどサイズが長くなっています。
発売当時は通常モデルに与えられるボンネットマスコットは省略され、フロントグリルに大きなスリーポインテッドスターが取り付けられるのはスポーツモデルというヒエラルキーが存在していました
車幅に関しては一般モデルよりも2cm広げられているだけにとどまっているが、ブリスター化された前後のフェンダーは大きく膨らんでいるように見え、スポーティさを十分に感じられるデザインです。
フロントバンパー両角にはブレーキ冷却用のエアインレットが備わり、高速走行時のブレーキ耐フェードへの備えにも抜かりはない。フロントと比べリアのオーバーハングが長いのはメルセデスセダン共通部分です。
チューナー時代のAMGはフロントグリルまでボディ同色に仕上げたりと過激な印象がありましたが、メルセデス傘下になってからは落ち着いた雰囲気の中にモテるパワーを潜めた重厚感を表すようになりました
時代はNAの内燃機関からダウンサイズ過給器、そしてハイブリッド、電動化へ大きくシフトしています。大排気量のノーマルアスピレーションの湧き上がるようなトルクと野太いサウンドは消えつつあります
音楽もレコード、カセット、CD、MDから今ではダウンロードをして聞く時代です。しかし真空管アンプやレコードはコアなファンの間で高額なやり取りをされていると聞きます。
少し先の時代にはNA大排気量の自動車もそんなふうに趣味の世界になっていくのでしょうか?色んな意味で考えさせられますね。しかし、この手の車がジワジワと値上がりしているのも事実です
モーター駆動の立ち上がりの速さは目をみはるものが有ると思います。しかし自然さには欠けます。突出した一部分に目をやるのではなく自動車としてトータルバランスで見ると電気自動車はどうなんでしょうね?
電気自動車は走行中に二酸化炭素の排出はありませが、製造段階から廃棄までのサイクルではどうなのでしょうか?充電に必要な電力はどのように供給されるかを考えると、巷で言われるほどエコではないのでは?
すでにここにある車を、この先も長く大切にすることはエコでな無いのでしょうか?ヨーロッパでは良いものを長く使う文化が見受けられます。自動車に関しても新車が飛ぶように売れるような文化ではありません。
しかしここは日本。自分が好きな車を自由に手に入れられる国です。この先絶滅の危機が迫るNA大排気量の自動車がコンディションのよい状態で手に入れられるのは未来ではなく今なのかもしれません
カタログによると長さ472cm、幅179cm、高さ144cm。道幅の広くない場所でも安心して運転できるサイズ感です。回転半径も5.1mと小回りの効く数字で案内されています
大排気量のエンジンを搭載しているとは思えないごく普通のインテリア。しかし部分を捉えてじっくりと観察していくとなるほどと思える部分がたくさん見つかります。
まずはステアリングホイールの形状。下部分が円ではなく直線的にデザインされています。レーシングカーに採用されているような独特な雰囲気が感じられます。
クローズアップしてみるとグリップが太く、握るというよりも手を添えて操作性が良くなるように設計されているようです。10時10分から9時15分の位置では特に指がかかりやすくなっています。
メーターナセルセンターには一回り大きなスピードメーター。よくみると320kmまでスピードが刻まれています。日本の法定速度上限では真ん中までメーターの張りはたどり着けません!
後述しますが6800回転で出力のピークを迎える、大きな排気量エンジンであることを示す6.3V8のマーキングがシビレます。どれくらいパワフルなのか勝手に想像してしまいます。
やや時代を感じるものの、使うときだけモニターがせり上がるタイプのマルチファンクション。マルチ=複数のという意味ですが、ナビの他に色々な事に使用されます
AMG5スポークホイール
フロントにはドリル加工の施されたベンチレーテッドディスクブレーキ。大きな6ポッドキャリパーからもこの車のパワーが想像できることでしょう。
リアにもドリルドローター。
カタログによると出力457馬力、トルク61.2kgf・m。車両重量1800kgを走らせるには有り余るパワーと言ったところでしょうか。エンジンを眺めるだけでワクワク感があります。
それもそのはず。このV型8気筒DOHC6208ccは小さなエンジンを頑張って回しているダウンサイジングの物とは大きく異なり本気を出したときの炸裂感は歓びを感じることでしょう。
そしてなにより、このエンジンは一人の技術者が1基を組み立てるという量産タイプでは稀な工程を経て搭載されているのです。そんなエンジンが悪いはずがありません!
その証としたインテークマニホールドに技術者のサインが刻印されています。RobertーTeilerとあります。このエンジンを組み上げてくれてありがとうロバート!