"三重県" の記事一覧 旅&ドライブ 2020.01.23 「熊野のマチュピチュ」とも呼ばれる城跡(三重県 赤木城跡)【雲海ドライブ&スポット Spot 57】 築城の名手・藤堂高虎が手がけた赤木城跡天空の城ブームのなか、兵庫県朝来市の竹田城跡は「日本のマチュピチュ」と呼ばれているが、こちらは「熊野のマチュピチュ」である。豊臣秀吉や徳川家康に仕え、築城の名手と謳われた藤堂高虎が1588年頃に築城したと伝えられ、石垣に囲まれた虎口や櫓台など、戦国時代の原型が良好に残されている。丸… 旅&ドライブ 2020.01.22 紀伊山中に湧き上がる雲海を一望にする(三重県 ツエノ峰)【雲海ドライブ&スポット Spot 56】 谷筋に向かって開けたパラグライダーの離陸場紀伊山中に発生する雲海の展望スポットとして、ここ数年、注目を集めているのがこのツエノ峰だ。谷筋に向かって開けたパラグライダーの離陸場なので、早朝は雲海見物以外には訪れる人はなく、撮影なども誰にも気兼せずにできる。県道765号から未舗装の林道に入り、そこを3kmほど登ったところに… 旅&ドライブ 2020.01.21 紀伊山中の美しい千枚田に雲海が湧き上がる(三重県 丸山千枚田)【雲海ドライブ&スポット Spot 55】 風伝おろしの「素」になる丸山千枚田の雲海風伝峠を内陸の紀和町側に下っていくと、日本でも有数の美しい棚田が広がっている。地元の言い伝えによると、ここに水田が拓かれたのは平安時代の末頃。武家の勃興により没落した藤原家の一族が入植し、こつこつと開墾していったのだという。太閤検地の際には2240枚を数えたという丸山千枚田だが、… 旅&ドライブ 2020.01.11 紀伊山中で生まれた雲海が峠を越えて熊野灘へとあふれ出す(三重県 風伝峠)【雲海ドライブ&スポット Route 54】 雲と風が通り抜けていく熊野古道の峠道三重県南部、熊野灘に面する御浜町と内陸の紀和町(現・熊野市)の境に風伝峠という古い峠道がある。国道311号・風伝トンネルの手前から旧道の県道62号に入り、センターラインのない狭く曲がりくねった道を登りつめたところにその峠はある。峠を越えて白い雲が塊のまま斜面を下っていく風伝おろし。秋… 旅&ドライブ 2019.05.10 紀伊山中から熊野灘へ風が通り抜けてゆく(三重県・風伝峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 風伝おろしの雲が通り抜けてゆく峠の鞍部三重県の熊野市から熊野本宮大社を経て、和歌山県の白浜温泉まで延びる国道311号。その東寄り、紀伊山中へと分け入っていく入口部分にあるのが風伝峠だ。ここは風や雲の流れとともに、熊野詣の人々が盛んに行き来した古道でもある。熊野古道のすぐ脇を小さな切り通しで抜けていく県道62号の風伝峠。… 旅&ドライブ 2019.04.20 1100年以上も前に官道として開かれた畿内と東国を分ける峠(三重県/滋賀県・鈴鹿峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 古代東海道の時代に関が置かれた宿場町昔ながらの風情が色濃く残る東海道・関宿。その西にそびえる山並みを越えていくのが鈴鹿峠である。この道が開かれたのは、参勤交代やお伊勢参りの人々が行き来した遙かに前の時代。古代の東海道を東に向かう都人にとって、鈴鹿峠の向こうは化外の地“東国”だったのだ。「天下の険・箱根」と並ぶ東海道の難… 旅&ドライブ 2018.07.25 旅心をかき立てる道。絶景ドライブ100選「熊野古道・風伝峠(岐阜県)」 熊野古道・風伝峠(No.064)風とともに熊野詣での人々が行き来してきた峠道。風伝峠は三重県の南部、御浜町と熊野市紀和町の境に位置し、国道311号の旧道で鵯山(ひよどり・標高813m)と大瀬山(標高627m)の間の狭い鞍部を抜けていく。 峠の標高は257m。自動車道として開削されたのは昭和の初めだが、もとをたどると紀伊… 旅&ドライブ 2018.07.09 旅心をかき立てる道。絶景ドライブ100選「伊勢志摩スカイライン/パールロード(三重県)」 伊勢志摩スカイライン(No.062)朝熊山に駆けのぼり、碧く輝く伊勢湾を見おろす。距離の割に通行料が少々高いことを別にすれば、伊勢志摩スカイラインは実に気持ちのいい道だ。全長16.3km。伊勢側も、鳥羽側も、登り口はタイトなコーナーが連続するが、中腹を過ぎる頃からカーブの曲率は大きくなり、それに合わせて視界も広がってい…