コンセプトカー賞はビュイック・アビスタが獲得
北米国際自動車ショー(デトロイトショー)で初公開された新型市販モデルやコンセプトカーからもっとも優秀なデザインを選定し、表彰する「アイズ・オン・デザイン・アワード」の発表が行なわれた。
今年の審査団長は、北米ヒュンダイ・デザインのチーフデザイナー兼ディレクター、クリス・チャップマン氏、ホンダR&Dアメリカのアキュラ・グローバル・クリエイティブディレクター、デイブ・マレック氏、アートセンター・カレッジ・オブ・デザインのスチュワート・リード氏、フォードの元デザイン担当副社長で2006年の同アワードにてライフタイム・デザイン・アチーブメント賞を獲得したジャック・テルナック氏の4名が務め、主要各賞の受賞モデルは以下のとおりとなった。
・プロダクションカー部門:レクサスLC500
・ベストデザインインテリア部門:レクサスLC500
見事2冠を獲得したレクサスLC500は2012年のデトロイトで発表されたコンセプトカー「LF-LC」の市販バージョンで、2017年春に発売が予定されている。
・コンセプトカー部門:ビュイック・アビスタ コンセプト
コンセプトカー部門受賞のビュイック・アビスタ コンセプトはボリューム感あるボディ造形が特徴的で、400hpの高出力エンジンに後輪駆動のシャシーを組み合わせた2+2クーペだ。
・革新的カラー/グラフィック/マテリアル部門:アキュラ・プレシジョン コンセプト
アキュラ・プレシジョン コンセプトはこのところ日本メーカーで流行しているメタリックな赤をボディ色に選んだクーペ風サルーン。デザインは内外装ともにアキュラNSXの担当者が手掛けた。
・ヒューマンマシンインターフェイス部門:ボルボS90
ボルボS90は、前走車なしでも車線を維持しながら高速道路を自律的に走行できるセミ自動運転を提案。インターフェイスではセンターコンソールに大型の縦型ディスプレイを設置した。
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