従来型から10%軽量化した6代目。発表は今年の秋ごろ
「オペル・コルサ」というクルマをご存知だろうか。現在オペルはプジョーやシトロエンを擁するPSAグループに属するブランドだが、以前はGMグループの一員で、1995〜2004年は日本にも2代目および3代目が正規輸入されていた時期もある。当時の日本仕様は「ヴィータ」の名前で販売されていた経緯を持っているので、所有していた方もおられるかもしれない。
そんなコルサは、オペルが日本市場を撤退した後も脈々とモデルチェンジを重ねてきており、初代から現行5代目まで累計で1360万台を販売してきたオペルのベストセラーとなっている。
そんなコルサだが、このたび今秋発表される予定という次期6代目の開発テスト風景が公開された。公開されたのはスウェーデン・ラップランドでの寒冷地テストや、ドイツ・ドゥーデンホーフェンのテストセンターでの模様。ボディは偽装されているものの、オーソドックスな5ドアハッチバックボディを受け継いでいることが確認できる。
次期型コルサは効率が特に重視されており、従来型比で10%の軽量化を果たすほか、安全性や快適性、そして走りの楽しさを最適にバランスさせたモデルになるとのこと。さらに新型にはEV仕様もラインナップする予定だという。
PSAグループのBセグメント車といえば、プジョー208が筆頭に挙げられる。今年3月に開催されたジュネーブ・モーターショーでは新型が披露され、EV仕様の設定もアナウンスされている。現在オペルがPSAグループに属していること、そして次期コルサにもEV仕様が設定される予定であることから、次期コルサは新型208とメカニカルコンポーネントを中心に共有する部分がありそうだ。
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