「毎日1テーマずつ読めば、1か月後に所さんみたいな思考になれる!」
「所ジョージの世田谷ベース」50号は、雑誌『Daytona』で6年以上連載を続けてきた「トコロ辞典」の膨大なアーカイブを再編集し、一冊にまとめた完全保存版です。ひとつのテーマは約5分で読みきれるので、毎日1テーマずつ読み進んでいけば、おおよそ1か月で完全読破。翌月には、所さんみたいな思考回路に近づいてしまい、楽しくてしょうがない毎日がやってきてしまうというコンセプトで制作、ここではその一部をチラ見してみましょう。
わ‐る【割る】
力を加えて,いくつかに分ける。また,こわす。「薪(まき)を―・る」「ガラスを―・る」一つの物をいくつかに分ける。「等分に―・る」割り当てる。「費用は5人で―・る」混ぜて濃度を薄くする。「ウイスキーを水で―・る」数量がある基準を下回る。「定員を―・る」たたいたりぶつけたりして,裂け目を作る。「額を―・る」一定の枠から外に出る。「土俵を―・る」中のものを出す。うちあける。「口を―・る」新辞林参照
トコロ辞典的「割る」の解釈
物事を割って考えられる方が、楽しく幸せになるきっかけを見つけやすい。自分が参加できる場所を見つけて、割って入って参加することで、なんでも自分らしく楽しめるようになる。世間の評価を軸にしない。時間割を考えて幸せのピークを持って行くタイミングをちゃんと計画して毎日を過ごすと、充実する。
【写真7枚】一家に一冊!? 思わずうなづく、所さんの「名言」たち。
どうすれば楽しくなるのか? を紐解く
所:オリンピックの100メートルで1位は誰にとってもすごいことじゃん。でも、ワタシには幼稚園児の徒競走で1位も同じくらいすごいと思えるのよ。世間の評価では、そこに更に何秒で走りました! なんてものも入れてくるじゃん? 要る? そんな評価。ラーメンだろうが高級なお寿司だろうが、美味しければ同じ1位じゃん。そこに、やれミシュランいくつ星ですとか、1年前から予約して食べましたとか、余計な情報なんていらないっての。
そんなものは楽しいことでもなんでもなくて、大事なのは目の前に来たものを、どう美味しく食べるかとか、どう使いこなすか? ということなんだよ。暮らしの中で、どうでも良いこと、当たり前のことを割って考えていく。どうすれば楽しくなるのか? を紐解いていくことが、幸せを呼ぶんだよ。
編集部:日々の暮らしを割って考えるって例えばどんなことが挙げられますか?
所:そうね、私は、一日のピーク、最高の時間を夕方だと考えてるんだよ。仕事から帰って、家族の顔を見る、夕飯の支度をしている様子を感じつつ、みんなでお茶を飲んだりする、そこが最高に幸せな時間だと思ってるんですよ。この時間に焦点を合わせて朝起きる時間から、日中の仕事、その他なんやかんやも、全部夕方の幸せな時間に向かって動いていけて、結果、夕方に家にたどり着いた時にピークがやってくる。
皆さんも一日のどこに幸せのピークを持ってくるか? って考えて、行動してみると良いよ。ま、仕事が終わったら、疾風のように帰る人だと、評判になっちゃう場合もあるけどね(笑)
所さん的「割る」の続きは、所ジョージの世田谷ベース vol.50をご覧ください!
所ジョージの世田谷ベース vol.50
定価:1,020円
本誌購入は以下より
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世田谷ベースステッカー付き!
・掲載テーマ
あいそ【愛想】
あつ‐くるし・い【暑苦しい】
いそがし・い 【忙しい】
おとしあな【落とし穴】
おも‐しろ・い【面白い】
おもい‐つ・く【思い付く】
おんきせ‐がまし・い【恩着せがましい】
かた‐づ・ける【片付ける】
かんが・える【考える・勘える】
き‐しょう‐てん‐けつ【起承転結】
クリエーティブ【creative】
クレーム【claim】
けっ‐こん【結婚】
けん‐ぜん【健全】
こ‐せい【個性】
ころばぬさきのつえ【転ばぬ先の杖】
し‐あわせ【幸せ・仕合(わ)せ】
じっ‐しつ【実質】
しっ‐ぱい【失敗】
じょう‐ほう【情報】
そうぞう‐りょく【想像力】
ちゃく‐ち‐ てん【着地点】
て‐ま【手間】
てい‐ へん 【底辺】
てん‐ごく【天国】
ととの・う【整う】
のり‐しろ【糊代】
ヒーロー【hero】
ひにちじょう(せい)【非日常(性)】
ひょう‐げん【表現】
べん‐り【便利】
まと‐はずれ【的外れ】
まん‐ぞく【満足】
め‐くじら【目くじら】
メリット【merit】
やくにたつ【役に立つ】
やり‐なお‐す【やり直す】
よ‐ゆう【余裕】
ルール【rule】
わ・る【割る】