世界にたった6台のファントムの忘年会!? ロールスロイスの特注ファントム「ザ シックス エレメンツ」発表、ドバイに大集合

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英国人アーティスト、サシャ・ジャフリ氏のアートワークを施した特注ファントム、ドバイで開催されたプライベート・ガラセレモニーで世界にお披露目

ロールス・ロイスは、アートとデザイン、テクノロジー、クラフツマンシップが融合した、6台の1点もの「Phantom Extended Series II (ファントム エクステンデッド シリーズツー)」を発表した。グッドウッドのロールス・ロイス本社のロールス・ロイス・ビスポーク・コレクティブ、ドバイのプライベートオフィスのビスポーク・デザイナー、ドバイとアブダビのディーラーパートナーが、世界的に有名な英国人アーティスト、サシャ・ジャフリ氏と共同で制作したものだ。

各車両には、伝統的な5つのエレメントからインスピレーションを得た、ジャフリ氏によるハンドペイントのユニークなギャラリーアートが含まれている。さらにアース、ウォーター、ファイヤー、ウィンド、エアーの5つのエレメントと、6つ目のエレメントであるヒューマニティーをイメージしているという。

【写真41枚】これはもはや美術品! 世界に6台だけのファントム特別仕様車。 

各車に搭載された独自の募金用NFTにより、「寄付しつづけるロールス・ロイス」を実現した。さらにロールス・ロイスは、アラブ首長国連邦のドバイで開催されたプライベート・ガラセレモニーで、ユニークなビスポーク・シリーズのファントム「The Six Elements (ザ シックス エレメンツ)」を発表した。

ロールス・ロイス・モーター・カーズ・ドバイとロールス・ロイス・モーター・カーズ・アブダビが始めたこの前例のないプロジェクトは、6台のロールス・ロイス ファントム エクステンデッド シリーズIIで構成されており、それぞれが完全に個性を持ち、ドバイ、ロンドン、ニューヨークを拠点とする、世界で最も影響力のある現役画家の一人、英国人アーティスト、サシャ・ジャフリ氏による手描きの特別注文のアートワークが施されている。

これらの素晴らしい作品は、ファントムの外装を貫くガラス張りのユニークな空間であるギャラリーに展示されている。それぞれの作品は、伝統的な五大元素の「地」「水」「火」「風」「空気」にインスパイアされている。6番目の作品「Humanity」は、サシャ・ジャフリ氏の代表作「The Journey of Humanity」をモチーフにしており、この作品は、キャンバスに描かれた絵画としては史上最大のものとしてギネス世界記録に認定されている。

この「ザ シックス エレメンツ」は、作品やその収益を頻繁にチャリティーに寄付しているサシャ・ジャフリ氏と、ロールス・ロイス・モーター・カーズ、中東・アフリカ地域担当ディレクターのCésar Habib氏との会話から生まれた。そして、健康、持続可能性、教育の分野で活動する慈善団体に資金を寄付するための手段となる、6つの傑作を制作するというアイデアが生まれた。

そのため、各車両にはジャフリ氏のオリジナルアートワークだけでなく独自のNFTが搭載されており、所有者が希望すれば独自に販売することも可能。NFTが取引されるたびに、デジタルウォレットにロイヤリティが支払われ、将来のチャリティ寄付のための資金を調達することもできる。所有者は、車のグローブボックスに埋め込んだジャフリ氏のハートをモチーフにした特注のQRコードを使って、NFTを閲覧することができる。

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