【スクープ】フェラーリ最後のV12モデルが降臨!『812スーパーファスト』後継モデルは電動化で900psを発生か?

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ワールドプレミアは2023年内か!?

フェラーリが開発中と見られる新型スーパーカーを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

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捉えたプロトタイプは、V8エンジン搭載『ローマ』のテストミュールで出現、ノーズとボンネットがローマより長く、ボディがワイド化されているほか、前輪とドアの間に余分な金属があるように見える。おそらくこのプロトタイプが、より大きなエンジンに対応するためだろう。またフロントバンパー両サイトには、大型のエアインテークを備えているのも確認できる。フェラーリでは、新型モデルを別モデルのボディの下で開発することが多く、最近では、プロサングエ開発車両が、マセラティ「レバンテ」のボディで開発されていたのも記憶に新しい。

開発コード「F167」と呼ばれる新型モデルは、『812スーパーファスト』後継モデルと見られ、ローマより長いホイールベースとワイドなトレッドを備えるはずだ。

市販型では、ローマで最初に使用されたスケーラブルアーキテクチャを採用、パワートレインは、プロサングエと同じ6.5L V型12気筒エンジンを搭載、この新しいモデルが、296 GTBやSF90のようなフルハイブリッドパワートレインを搭載するのか、それとも単にマイルドハイブリッドパワートレインを搭載するのかは不明だが、電気モーターを積むことは濃厚で、最高出力は900psとも噂される。

812後継モデルのワールドプレミアは、2023年内と予想されている。同ブランドでは、完全にEVにシフトするまで、可能な限りV12エンジンにこだわりを見せているが、これが最後のフェラーリV12エンジン搭載モデルとなる可能性が高いとみられる。

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