2年ぶりの庶民派フェラーリ・オーナーの祭典!
年に一度の”庶民派フェラーリ・オーナーの祭典”、『大乗フェラーリミーティング2022』が10月9日、富士スピードウェイP2駐車場で開催された。
こちらは大乗フェラーリ教開祖を名乗りこれまで10台以上の中古フェラーリを所有、現在は328GTSに乗るフリーライターの清水草一氏、そして清水氏が自身のフェラーリを全て購入してきたエノテンこと、中古フェラーリ専門店『コーナーストーンズ』の榎本修氏が中心となって開催しているもので、2021年は諸般の事情で中止となったため、2年ぶりの開催となる。
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*前回レポート
200台以上のフェラーリが大磯に集結!「大乗フェラーリミーティング2020」が開催
前回までは2020年のレポートにあるように大磯ロングビーチ駐車場を会場としてきたが、今回は富士スピードウェイに舞台を移しての開催。当日は心配された天候にこそ恵まれたものの、早朝より東名高速道路で事故渋滞や通行止めが相次ぎ、参加を断念したオーナーも多かったようだ。しかし少し遅れながらも熱心なオーナーが続々と駆け付け、フェラーリは150台以上、その他のスーパーカーや一般車も同様の台数が参加と、まさに大盛況となった。
今回の目玉は、『トム・クルーズ祭りコンテスト』と『遅いクルマグランプリ』。
まず前者は映画『トップガン マーヴェリック』が盛り上がった直後ということで、清水氏は”永福町のトム・クルーズ”として登場。会場からも自称トム・クルーズを集い、らしさを競うコンテストが開催された。
審査を務めたのは、ゲストとして参加したカーライフエッセイストの吉田由美さん(ちなみに会場入口でこの日のために作られた吉田さんのうちわが配られた)。参加は清水氏、榎本氏も含めた11名となり、吉田さんの導きで、会場の拍手の大きさで選ぶことに。その結果、赤いスーツがひと際目を引いた女性が1位を獲得した。
また後者は、その名のとおりクルマの遅さを競うもので、フェラーリ・オーナーの間でゆっくりと走ることが静かなブームであると捉えている、清水氏らしい企画。参加は軽自動車が多かったが、アストンマーティン・シグネットや逆輸入された左ハンドルの3代目トヨタ・セリカという珍しいものも含め、一般車両16台がエントリーした(蛇足ながら筆者も愛車のランチア・イプシロンで参加させて頂いた)。
競技は短距離のダッシュを競い速かったほうが抜けていく、勝ち抜け(負け抜け!?)方式で、清水氏の328GTSとダラーラ・ストラダーレのデモランののちに、のんびりとした対決がスタート。最終的にはスバル・プレオとの対決を制した!? バンデンプラ・プリンセスが優勝となった。
優勝インタビューで一同驚いたのは、運転していたのが免許証を取得してわずか半年という19歳の若者であったこと。車両自体は328オーナーでもある父親が所有しているもので、免許取得後初めて乗ったクルマでもあるという。このインタビューがミーティングの締めくくりとなったが、前途洋々の若者の言葉に、会場が温かい空気に包まれた。
こうして振り返ると、約半日のミーティングは、”ほのぼの”という言葉が一番マッチする雰囲気だったように思う。もちろんパフォーマンスを存分に発揮するサーキット走行やツーリングも楽しみ方のひとつだが、こうしてのんびりと時間を共有することも楽しみ方のひとつであり、また次回も参加したいと多くの来場者が思ったに違いない。
清水草一.com
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