レーシングカー級のカーボンパーツがあちらこちらに装着されていて軽量に！【吉田由美のスーパースポーツ驚愕オプション紹介】マセラティMC20編

その佇まいだけでリアルスーパースポーツ感がたっぷり

これまで、何度か撮影しようと思いつつ、そのたびに何らかの事情で試乗できなかったクルマ……それが「マセラティMC20」。半ばあきらめかけていた時、やっとご縁が繋がりました！(笑)

なによりスタイリングが素敵ですね！マセラティらしからぬ!? 攻めたデザイン。フロントも、”ザ・スポーツカー”という雰囲気ですし、とくにリアのデザインは、１つ１つのパーツにちゃんと手が加えられていて、どのパーツにも一捻りある感じです。

「MC20」は、「グラントゥーリズモ　MCストラダーレ」以来のマセラティの2シータースポーツカー。ちなみに「MC」とは「マセラティ・コルセ」の意味で、マセラティのモータースポーツ部門の名前です。その名の通り、マセラティのレースモデルのノウハウをベースに開発されています。というわけで、約10年ぶりのマセラティのスポーツカーですが、そのデザインも華やかですね。

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ドアは上に跳ね上がるバタフライドアを採用し、見るからにスポーツカールック。しかも開閉は電動式という、今ドキなハイテク感もあり、テンションがあがります。

エンジンは新開発の3L V6ツインターボのミッドシップエンジン「ネットゥ―ノ」を採用し、最高出力はなんと630psです！
ボディもカーボンモノコックで、車両重量は1640kgと、マセラティの他のモデルに比べて、軽くて剛性感の高い仕上がりになっています。

リアスタイルも2本出しのマフラーが何とも頼もしい雰囲気を醸し出します。そこに赤のブレーキキャリパーやホイールも個性的！

車内に目を移すと、黒×茶色のシートが目に飛び込んできます。ルームミラーはデジタルタイプで、後方視界はあまり良くないのでMC20にはありがたい装備といえるでしょう。

運転席のメーターなどは10.25インチの液晶画面の中に収まっています。ドライブセクターのモードは４つ。GT、スポーツ、コルサ、ウエット。スイッチがここだけブルーなのもこだわりだと思います。
脚を踏ん張るフットレストにはマセラティのエンブレムが刻印されています。内側ドアの下半分やセンターコンソール、ダッシュボードの下部分はアルカンターラ。そしてセンターコンソールなど目に留まる部分にカーボン。そして、ちゃんと横長のカーナビ画面もついています。