1台あたりの生産時間はなんと132時間!ドラマチックでコンテンポラリーな新しいデザインに生まれ変わった一台に
ベントレーは、最新モデル「ベンテイガEWB」を制作する熟練した職人たちのチームに対し、夏季休暇ののちに生産を開始することが決定されたと発表したという。ベンテイガEWBは、世界最高級のラグジュアリーと技術的革新性を兼ね備えるとともに、クラフトマンシップと快適性の新たな高みを表した一台だ。
この新しいベントレーのフラグシップモデルは、英国・クルーのカーボンニュートラルな工場において、1台当たり熟練した職人が132時間もの時間をかけて生産される。ロフトキルトや複雑なパネルやオーバーレイを惜しみなく使い、ベントレーのダイヤモンドイルミネーションとともに、唯一無二の空気感を作り上げるという。
【写真21枚】最新のテクノロジーと現代のクラフトマンシップが融合して作られた一台。
デジタルクラフトマンシップ
ベントレーの特徴的なダイヤモンドキルトは、ドラマチックでコンテンポラリーな新しいデザインに生まれ変わった。すべての優れたデザインと同様、仕上がりはシンプルに見えるが、その背後にある細部へのこだわりがベントレーのインテリアの特徴を集約している。
情熱で進化するウッドクラフト
1921年のベントレーの生産開始以来、最も高級なグランドツアラーにはウッドのダッシュボードが取り付けられていた。近年、ベントレーのウッドショップの職人のスキルが有名家具メーカーと同等であることが認められ、エシカルでサステナブルなウッドパネルをベントレーのインテリアに使用していることが、業界をリードしていると認知されている。
1/10mm以下の誤差で成形され磨かれるウッドパネルは、複雑で美しい自然の贅沢な要素をキャビンにもたらしている。使用されるウッドパネルは10時間以上かけて製作され、クラス最高級のSUVとして初めてメタルオーバーレイ・イン・ベニアが採用されることになった。
ベントレーダイヤモンドイルミネーション
ベンテイガEWBには、さらに印象的でエレガントなオプション装備としてベントレーダイヤモンドイルミネーションが導入されており、これはドアパネルのレザートリムに開けられた直径1mmの小さな孔から、合計68個のLEDが発光することで実現される。
トリムを通したイルミネーションの輝度と色は、インフォテインメントシステムとタッチスクリーンリモートでユーザーがコントロールすることが可能。この機能はムードライティングと連動しており、車内全体で光の色と強さを一定に保つことができ、このドラマチックな機能により、特に夜間の車内の雰囲気や印象が大きく変わる。
先進のクラフトマンシップによる新たな選択肢
ベントレーダイヤモンドイルミネーションのような新機能は、テクノロジーと現代のクラフトマンシップがどのように融合し、贅沢な素材に驚くほどモダンなデザインを実現するのかを示している。トリムの組み合わせだけでも240億通り(可能な仕様の総数は数兆通り)で、ベンテイガEWBのキャビンは、これまでで最も個性的なベンテイガを提供することができる。
新型ベンテイガEWBは、2022年9月16日(火)~25日(木)に開催される今年のサウサンプトンボートショーで英国公開される予定だ。ベントレーモーターズは英国最大の国際的なボートの祭典において、ラグジュアリーカーメーカーとして独占的なパートナーになることが決定している。