【スクープ】ソニー『VISION-S』は発売されるのか? プロトタイプが謎の開発テスト続行中!

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レベル4の支援をサポートするシステムの開発が目標

ソニーが開発を続けるエレクトリックセダン、『VISION-S』最新プロトタイプをカメラが捉えた。

キャッチした開発車両は、ナンバーをつけてないことから、敷地内でのテストとみられる。初期コンセプトと比較して、メインライトの下に分離された小さなLEDセクションを追加、フロント不フェンダーのエアベントは縦に長くなっているほか、後部充電ドアパネルは、正方形から角が丸い新しい台形の形状になるなど、1月のCESで公開された最新デザインを継承している様子が伺える。

VISION-Sは、マグナ社から提供される新たしいエレクトリックプラットフォームをベースにしており、ソニーの「SafetyCocoon」テクノロジーを使用、車両の周囲360度を監視できる40のセンサーを搭載するハイテクモデルだ。テクノロジーでは、5G走行試験、無線によるアップデート、独自の音声アシスタント、ジェスチャーコントロール、乗員監視カメラなどが披露されている。

同社の目標は、レベル4の支援をサポートするシステムの開発で、車両が完全に自律運転を実現するが、ドライバーが制御するためのハンドルは装備される。内部のカメラは、ドライバーを監視、その表情をつねに見守り、疲労や集中力を失っていないか知ることができるほか、ソフトウェアは唇の動き、ジェスチャーを解釈するという。

サウンドシステムは、同社の「360 Reality Audio」テクノロジーを使用、座席に埋め込まれたスピーカーは各乗員に合わせて音を調整し、5G接続ではPlayStationネットワークに接続するため、理論的にはVISION-Sを運転しているとき、乗客がグランツーリスモをプレイすることが可能だ。またスマホとの連携を強化、Bluetooth接続により、スマホを持って車に接近するだけでドアのロックが解除される。

同社は2021年1月の時点で量産化はないとアナウンスしているが、この開発テストは何を意味するのか!? 市販化の期待が高まるばかりだ。

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