アルピーヌとロータスが提携

田畑修
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EVスポーツカーを共同開発。ロータスは大幅な車種刷新で生き残りを図る

2021年1月にロータス・カーズがややショッキングなプレスリリースを配信した。同社の主力モデルともいえるロータス・エリーゼ、エキシージ、エヴォーラの生産を2021年で終了し、タイプ131と呼ばれる次世代スポーツカーに生産をシフトするという内容で、それにともない英国工場の生産規模を拡大していくプランも盛り込まれていた。
その一週間前にはロータスがルノー傘下のアルピーヌと電気自動車(EV)スポーツカーの共同開発に合意したという発表があり、新たな動きが見えてきていた。アルピーヌとロータスのコラボレーションに関しては、ライトウェイトスポーツカーのメーカーとして共通点も多いだけに、手を取り合って欧州CO2規制などを乗り越えていこうという動きは理解できる。ロータスは中国資本のジーリーホールディング(浙江吉利控股集団)の傘下にあり、アルピーヌはルノー傘下とそれぞれ大資本のグループに属しているが、そのワクを乗り越えた提携は新たな時代の到来を予感させる。
ルノーとアルピーヌはフォーミュラE参戦でEVスポーツカーのノウハウを蓄積しており、ロータスもその恩恵を受ける形になるのか、興味深いところだ。ロータスは工場の拡張や雇用拡大などで英国経済へ貢献する姿勢を見せており、新世代スポーツカーへの期待も大きい。プロトタイプ生産に取りかかるというタイプ131が市販に移され、日本上陸を果たすのを楽しみに待つとしよう。

ルボラン2021年4月号より転載

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