テーマはドイツのスポーツカー! 噂の『Tokyo Coffee and Cars』は想像以上の優雅さだった!

平井大介
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アルピナ・ロードスターの1号車も登場! メルセデス・ベンツSLやポルシェ356スピードスターの姿も!

11月29日(日)、東京プリンスホテルの第2駐車場にて『Tokyo Coffee & Cars』が開催された。こちらは10月25日(日)に開催された第1回に続くもので、最近、趣味車好きの間で密かに話題になっていたイベント。筆者も気にしていたひとりで、ほぼプライベートの気分でちょっとだけ覗いてきた。

というのも、1台お目当てのクルマがあったからだ。それはアルピナの日本正規輸入元であるニコル・オートモビルズが出展するという、『BMWアルピナ・ロードスター・リミテッドエディション』である。こちらはBMW Z1をベースとした車両で、Z1自体も今となっては希少価値の高いクルマだが、そのアルピナ版は言わずもがな。さらに1979年に日本へ輸入された最初のアルピナである、『BMWアルピナB7ターボ』も並ぶというから、これは見逃せないと思ったのだ。

今回のイベントのテーマは”ドイツのスポーツカー”で、前回は英国車だったそう。イベント自体はラルフローレンと、クラシックカーのエンスージァストであるポール・ゴールドスミス氏が率いるエリート社の共催という形になっており、ラルフローレンがプロデュースするコーヒー『ラルフズ コーヒー』を無償提供しているのも特徴だ。

開催時間はAM7時~10時だったが、ちょっと出遅れてしまった筆者は7時半ごろに到着。すると既に会場には、多くのジャーマン・スポーツカーたちが集まっていた。最新モデルは少なめで、ほとんどがクラシックからヤングタイマー世代といった様相。メインステージ前にR198のメルセデス・ベンツSLがガルウイングを開けて鎮座していたり、ポルシェ356スピードスターがシレっと並んでいたりと、結構な濃さで正直ちょっと驚いた。

1990年に誕生しわずか66台のみが生産されたに過ぎないアルピナ・ロードスターだが、この日展示されたのは何とシリアルナンバー01! 訊けば当時、それまでのニコル・オートモビルズの日本でのアルピナ販売実績が評価され、日本へ来ることになったそう。それ以来、同社が動態保存しており、この日もB7ターボ共々、ニコ・ローレケ代表と営業本部長のミヒャエル・ヴィット氏が自らドライブして会場入りした。

アルピナ・ロードスター・リミテッドエディションのシリアルナンバー1号車と、日本のアルピナ1号車となるB7ターボ。いずれもニコル・オートモビルズが所有する。

近年、代官山 蔦屋書店が始めた『モーニングクルーズ』を皮切りに、全国各地で土日の早朝にクルマ好きが集まってコーヒーを飲むスタイルのイベントやミーティングが増えてきた。このスタイルは欧米が発祥となっており、この『Coffee & Cars』も英国で月に一度日曜日の朝に開催されているそうで、それを日本に輸入した形となる。

右からBMW アルピナB10 3.5、C2 2.5、B6 3.5S。いずれも極上のコンディションだった。

肩肘張らないその優雅で悠然とした雰囲気は、さすがはラルフローレンのイベントと感心。大々的に告知をしていないのも(公式HPが存在しない!?)、ある意味、その悠然さの要因かもしれない。日本の自動車文化の成熟……とはオーバーかもしれないが、そういった言葉が脳裏に浮かんだのであった。

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