ルーフがソフトトップに! 新型「BMW4シリーズ・コンバーチブル」が発表

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メタルトップの長所を盛り込んだ新開発のパネルボウソフトトップを採用

9月30日、BMWは新型4シリーズの新たなボディバリエーションとなる4シーターオープンモデル「BMW 4シリーズ・コンバーチブル」を発表した。市場へは2021年3月から世界に順次導入される予定だ。

新型は従来型のメタルトップに代えて、新開発のパネルボウソフトトップを採用。これはハードトップの長所とソフトトップの洗練性を兼ね備えているのが特徴で、従来型のメタルトップより40%軽量な一方、遮音性や遮熱性といったクローズド時のキャビンの快適性がはるかに優れている。ソフトトップのカラーはブラックが標準で、アンスラサイトシルバーエフェクトをオプションで設定する。

荷室の最大容量は、クローズド時で従来型比+15Lとなる385Lを確保。後席シートバックは従来型と同様に、分割可倒式のスルーローディング機能が備わり、積載容量が拡大できる。

ダイナミックなプロポーションは従来型から受け継ぐ美点で、これに加えて新型4シリーズを象徴する大型化されたキドニーグリルを採用したフロントマスクが新型のルックスを特徴づけている。新型ではフロントエンドに新しいアルミパネルが備わるほか、強化されたサイドスカートを採用し、剛性の高いボディ構造を実現。最適化されたエアロダイナミクスや、従来型と比べてフロントで28mm、リヤで18mm拡幅されたトレッド、そして50:50に設定された前後重量配分により、走りのパフォーマンスも大きく向上している。

エンジンは、ガソリン仕様が2L直列4気筒ターボの「420i」と「430i」、3L直列6気筒ターボの「M440i xDrive」の3タイプ。ディーゼル仕様が2L直4ターボの「420d」、3L直6ターボの「430d」、「M440d xDrive」をラインアップ。それぞれのエンジンで4輪駆動システム「xDrive」を搭載したMパフォーマンスモデルが用意され、幅広いニーズに対応した布陣だ。なお、ガソリン車は6気筒モデル、ディーゼル車は全機種に48Vシステムを組み合わせるマイルドハイブリッドとなる。トランスミッションは全車8速AT(ステップトロニック)で、Mパフォーマンスモデルはスポーツタイプだ。

運転支援機能はリバースアシスタントを含むパーキングアシスタントをはじめ、先進機能を積極的に採用。オプション設定されるドライビング・アシスト・プロフェッシナルを選択すれば、ナビゲーションと連動したレーンコントロールアシスタントや緊急レーンアシスタント機能を備えたステアリングサポートなど、多くの機能が追加される。

BMWオペレーティングシステム7を採用したインフォテイメントは、12.3インチのフルデジタルインストルメントクラスターや10.25インチのセンターディスプレイを組み合わせる。Apple CarPlayやAndroid Autoへの対応のほか、Wi-Fi経由によるワイヤレス接続、音声認識機能を備えたBMWインテリジェントパーソナルアシスタントが導入されている。

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