気鋭のベントレーボーイズ、ヘンリー”ティム”バーキン男爵のスピードに懸けた生涯【新書紹介】

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Gentleman Heroes – The First Blower Bentley and the Men who made it happen

“1928年、前年型ベントレーの4 1/2でル・マン出場した気鋭のベントレーボーイズ、ヘンリー”ティム”バーキンは、名車と言えども勝てなければ「死んだ馬」であるとし、続く大排気量車への乗り換えでなく、4 1/2車体へのスーパーチャージャー搭載を要望する。

過去の経験から勝算は見込めたものの、それはバーキン自身にとっても、人生を懸けたスピードへの挑戦の始まりでもあった…。”

本書は名車揃いのベントレー車両の中でも、特に創業者W.O時代の最高傑作と言われる「ブロワー」の誕生と戦いに注目した、第3号機YU3250(シャシーNo.HF3187)の歴史を中心に紐解く専門資料集。

WOの合意を得て技術的権威A・ヴィラーズに製作依頼、シングルシーター化したスペシャル含めた4台を得て、コンストラクターとして参戦した1929年から31年の活動終了までのレース詳細と車両に注目する。

短くも力強いバーキンの名車を生んだ取り組みと、ベントレーボーイズはじめキーマン達の人生や関わりに注目したい、深いストーリー性を持つおすすめの一冊。

Gentleman Heroes – The First Blower Bentley and the Men who made it happen
19,503円(税込)
著者など:Dr.Clare Hay&Giles Chapman
出版社:Porter Press
ハードカバー・スリーブケース入り/W300×H247/モノクロ・カラー/248P/英語

お問い合わせ:代官山蔦屋書店

情報提供:代官山蔦屋書店

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