【RIM Corporation】RimスプリングスペーサーKit 25mmアップ
見た目のアップだけならスペーサーという選択肢も
先代同様、やはり現行型ジムニーもまた、チョイ上げをした方が見た目のバランスはいい。ジムニーのリフトアップは2〜3インチアップというのが定番で、そのリフトアップ量のサスペンションキットが続々登場している。
フロント(左)とリア(右)にスペーサーを装着した様子(フロントはロングバンプストッパーも装着)。スペーサーはサスペンションとの組み合わせによってはデメリットもあるので、装着の際はプロショップに相談しよう。
しかし、キットはコイル&ダンパーに加えて、ラテラルロッドやブレーキホース、アームなどの補正部品も含むため、どうしても高価になってしまう。「安く見た目だけを変えたい」というユーザーには、なかなか敷居が高いといえる。
スタビライザーは交換することでロールが減少して、4輪の接地性が向上する。
写真はリアのロングバンプストッパーを装着したところ。スペ−サーで車高をアップすると、ノーマルバンストッパーではダンパーが底着きするおそれがあるため、ラバーを長くして対策する。
そんなニーズに応えたのが、リムの「スプリングスペーサーキット・25mmアップ」だ。スプリングとシートの間に入れるスペーサー(ソーサー)で、その名の通り、ロードホイール未装着で25mmのリフトアップに。ちなみに、写真の車両には185/85R16のタイヤが装着されており、タイヤ径の変更と併せて約40mmのアップになっている。
スプリングスペーサーキットは、強度な素材で制作することで、十分な安全強度を確保。
バンプストップキットはロングタイプ(右)に加えて、脚のトラベル量を増やすショートタイプ(左)も用意。
同キットを装着する場合は、ダンパーの底付きを防ぐため、ロング化されたバンプストップラバーの装着が望ましい。また、ラテラルロッドで車軸の位置調整が必要になる。ちなみに、純正サスのままでは操縦性や安定性に課題が残るため、現在、同社がスペーサーに合わせてチューニングしたコイル&ダンパーを開発中。これは楽しみだ。
サスペンションの動きを抑制し、シャープなコーナリング性能を実現するスポーツタイプのスタビライザー。29φ、30φの2種類。
これに先駆けて、スタビライザーをリリース。中実タイプで、29φと30φの2タイプが用意されている。ノーマルよりチョイ堅、バリ堅のフィーリングということで、好みで選択したい。
【問い合わせ】リム コーポレーション 048-551-5061 http://www.rim-corp.com/
Photo & Text:山崎友貴