ディーゼルのホームコレクションライン 「DIESEL LIVING」に「ディーゼル×セレッティ」の 新たなコラボレーションによる 初のテーブルウェアコレクションが登場した。
※この記事はル・ボラン2015年6月号からの転載です。掲載商品は現在販売していないものもあります。
DIESEL LIVING MACHINE COLLECTION
先日フランスの海外ニュースで、あるアンティークインテリアのトレンドについて紹介していた。インダストリアル系とでもいうのだろうか。古い工場で使われていた照明や作業台、工具やパーツのキャビネット、中には運搬用トロッコなんかも人気がある。番組では、地方の蚤の市に買い付けに出かけ、レストアして販売する専門業者や、自宅をそんな男臭いインテリアで統一しているコレクターも紹介されていた。
もとはがらくたのようなものだから安いのかと思いきや、価格は高級家具にもひけをとらない。むしろ何十年と使われてきた傷や風合いに価値があるのだとか。
確かに海外のインテリアやデザインショップに行くと、使い古したように演出したアンティークのレプリカをよく見かける。特にヨーロッパの建物は古い外観を残しつつ、室内はコンテンポラリーにリノベーションするケースが多く、そんな温故知新の感覚が違和感なく馴染むのかもしれない。
クルマ好きであれば、日常にガレージのテイストを取り入れるのもいいかもしれない。お薦めは「ディーゼルリビング」のマシンコレクションだ。これはデニムやカジュアルウェアのブランドで知られるディーゼルが手掛けるホームコレクションで、特にこのテーブルウェアは初登場になる。
ボルトやギア、トランスミッションを象ったプレート、ボウル、グラスやカップのほか、レンチをモチーフにしたカトラリーなどいずれも遊び心に溢れる。こうしたデザインパロディはチープな印象になりかねないのだが、イタリアの陶器のトップブランドで知られるセルッティが製作するだけに本格的かつ高級感が漂う。
これまでディーゼルリビングが手掛けてきたアイテムも、照明はフォスカリーニ、家具はモローゾ、キッチンウェアはスカヴォリーニなどいずれもイタリアを代表する名門ブランドとのコラボレーションであり、大人の審美眼に応えるものばかり。グラスやカトラリーなどは価格も手頃なのでクルマ仲間へのギフトにもいいだろう。
もともとブランド名がエンジンの燃料に由来するだけあって、クルマとの相性もよく、愛車を見ながらくつろぐガレージでのコーヒーブレイクにも最適だ。それこそ長く使い込んでいけばインダストリアルアートのようになるかも。
マシンコレクション
洗練されたデニムやカジュアルウェアのブランドとして、グローバルに展開されるディーゼル。2008年に誕生した「DIESEL LIVING」は、ブランドのDNAであるロックなライフスタイルが反映されたホームコレクションだ。
今回紹介するテーブルウェアは、イタリアのインテリア&デコレーションブランド「セレッティ」とのコラボレーションによって実現。歯車やボルトなどをモチーフにしたグラス、プレート、ボウル、コンティナーなどをラインナップする。ほか工具をモチーフとしたカトラリー、トランスミッションのデザインからインスパイアされたキャンドルスティックなども用意される。
●問い合わせ先:ディーゼル ジャパン/TEL:0120-55-1978 https://www.diesel.co.jp/living/
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