日本のマチュピチュとも呼ばれる国内有数の雲海スポット
TV番組などでも数多く取り上げられ、「日本のマチュピチュ」「天空の城」と呼ばれる竹田城跡。雲海出現頻度はさほど高くないものの、その幻想的な姿から国内有数の人気雲海スポットになっている。
竹田城跡に雲海がかかるのは秋口から春にかけてで、最も濃い雲海が出現するのは11月下旬から12月上旬にかけて。城内の天守台あたりからの近景のほか、竹田城の東南にある朝来山の立雲峡に登れば、朝日を浴びて雲海の上にそびえる山城の姿も見ることができる。
上の写真が「日本のマチュピチュ」と呼ばれる天守台からの眺め。季節や時間帯によってさまざまな雲海風景を見ることがきる。
アクセスガイド
最寄りの和田山ICへは、中国道から播但連絡道経由でも、舞鶴若狭道&北近畿豊岡道経由でも行くことができる。和田山ICから竹田城跡入口までは約3.5km、立雲峡入口までは5km弱で、そこからは徒歩で登ることになる。
Data【Spot 61 竹田城跡】
雲海遭遇率 ★★
雲海の季節 秋〜春
◎所在地 兵庫県朝来市
◎観覧料 500円(竹田城跡)
◎入城時間 4:00~17:00(雲海シーズン/9月~11月)
◎ルート 県道277号など
◎駐車料金 300円(立雲峡)
◎冬季閉鎖 なし
徳川幕府の直轄鉱山として栄えた生野銀山。朝来にはこうした史跡も多いので、早朝に雲海を見たあとは市内観光も楽しめる。
観光情報
情報館 天空の城 TEL 079-674-2120
文:佐々木 節/撮影:平島 格
『雲海ドライブ&スポット』より転載。掲載データなどは2017年8月末時点のものです。実際におでかけの際は、事前に最新の情報をご確認ください。