ボッシュがスーパーGTのオフィシャルスポンサーに

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GT500全車にボッシュの共通部品を供給。技術面からもスーパーGTをサポート

ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)に共通部品(指定部品)を供給してきたボッシュが、日本のスーパーGTとオフィシャルスポンサー契約を締結。2020年シーズンからはスーパーGTのクラス1車両(GT500車両)に各種の共通部品を供給するとともに同クラス車両のフロントウインドー上部に「BOSCH」のロゴが入ることになる。

GT500クラスのマシン全15台、セーフティカーやファースト・レスキュー・オペレーション車両、表彰台のバックボードなどに新しくボッシュのロゴが掲示される。

2020年からスーパーGTのGT500クラスはDTMと車両規定が統一され、それに先駆けて2019年11月に富士スピードウェイで開催されたスーパーGT・DTM交流戦も大いに盛り上がった。ボッシュの参入もそれに合わせたもので、GT500車両のECU、マルチディスプレイ、各種センサー、インジェクター、パワーボックスなどを供給。スーパーGT側は信頼性の高いボッシュの共通部品を使うことで高い次元でのイコールコンディション化、低コスト化を図ることができ、ボッシュ側もレベルの高いスーパーGTに部品を供給することで技術的ノウハウを得るというウイン・ウインの関係を築くことができる。

2020年からはGT500車両だけでなくセーフティカーやレスキュー車両、表彰台バックボードなどにもボッシュのロゴが入り、ちょっとしたリニューアル感も感じられるはず。
4月11-12日に岡山国際サーキットで開催される2020年シーズンの開幕戦では、よりレベルアップの図られた戦いが繰り広げられるはずだ。

 

ルボラン2020年2月号より転載

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