「ジープ・ラングラー」の安全装備を充実させつつ、グレードごとにエンジンの仕様などを変更
FCAジャパンは、「ラングラー」各モデルを仕様変更。同時に内外装をスタイリッシュに演出した限定車の「アンリミテッド・アルティテュード」を設定し、11月23日より販売を開始する。消費税込みの車両本体価格は、4,900,000円から6,120,000円。販売が210台限定のアンリミテッド・アルティテュードは5,990,000円。
ジープ・ラングラーは、2018年10月に現行JL型がデビュー。以来、強化されたオフロード性能と大幅に向上した居住性ならびに快適性が好評を博し、多くのユーザーから支持を集めている。今回は、本国での年次改良と日本市場のニーズに対応する仕様変更が実施されている。ラインアップは2ドアの「スポーツ」、4ドアの「アンリミテッド・スポーツ」、「アンリミテッド・サハラ」、「アンリミテッド・ルビコン」の4グレード7仕様で、モデルごとに仕様の見直しを行なっている。
スポーツとアンリミテッド・スポーツには、新たにクラッシュミティゲーション(衝突被害軽減ブレーキ)付きの前面衝突警報とアダプティブクルーズコントロール(STOP機能付き)が標準装備。さらにアンリミテッド・スポーツでは、エンジンが2L直列4気筒ターボ(272ps)から3.6L V6(284ps)へと変更。また、限定車で好評だったボディカラーのヘラヤライエローC/Cが新たにカタログモデルとして設定されている。
アンリミテッド・サハラは、エンジンが2L直列4気筒ターボと3.6L V6の2種類から選べるようになったほかレザーシートが標準装備(受注生産だがファブリックシート仕様も選択可能)。アンリミテッド・ルビコンについては、ボディカラーにヘラヤライエローC/Cが追加され、従来パンプキンオレンジまたはシルバーだったダッシュボードベゼルの色は全モデルでレッドへと変更されている。
また、これまでジープの他モデルで好評だった「アルティテュード」が、現行ラングラーに初めて限定車として設定。外装は、グロスブラックをアクセントカラーに用いたフロントグリルとヘッドライトベゼル、18インチアルミホイールにより精悍に演出されている。
一方、インテリアはグロスブラックのダッシュボードベゼルやMopar製ハードトップヘッドライナー、ブラックレザーシートに加えて、ダークグレーのステッチが随所にあしらわれ上質感が高められた。このMopar製ハードトップヘッドライナーは夏には断熱効果、冬には保温効果を発揮し車内の快適性向上にも寄与している。
このアンリミテッド・アルティテュードのボディカラーと販売台数は、ブライトホワイトC/Cが90台、グラナイトクリスタルメタリックC/C(内装色はいずれもブラック)は120台となる。
ラングラー商品サイト:
https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl.html
限定車アルティテュード商品サイト:
https://www.jeep-japan.com/special_models/wrangler-altitude.html