シトロエン入魂の「C5エアクロスSUV」にプラグイン・ハイブリッド仕様が追加!

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最高50kmのEV航続距離、58.8km/Lのハイブリッド燃費を実現

11月6日、PSAグループは「シトロエンC5エアクロスSUV」に、プラグイン・ハイブリッド仕様となる「C5エアクロスSUVハイブリッド」を設定したと発表した。欧州での販売価格は3万9950ユーロ(約480万円)からで、2020年半ばより顧客へのデリバリーがはじまる予定だ。

パワートレインは、180ps仕様のガソリンエンジンに110psを発するモーターとハイブリッド専用の8速AT(e-EAT8)の組み合わせ。システム総合では225ps/320Nmを引き出す。駆動方式はFFだ。

後席下に搭載されるリチウムイオンバッテリーのエネルギー容量は13.2kWh。モーターだけの駆動によるゼロエミッション走行時の最大航続距離は50kmで、その際の最高速は135km/h。ハイブリッド走行時における燃費は58.8km/L(WLTPサイクル)をマークする。

内外装デザインの基本は純エンジン車と共通しているものの、エクステリアでは、フロントバンパーやボディサイド下部にアルマイトブルーのアクセントを用いたカラーパックがプラグイン・ハイブリッド仕様であることを主張。さらに、フロントフェンダー上部やテールゲートにはHibridの「H」をモチーフとしたオリジナルのロゴエンブレムが装着されている。

インテリアでは、シフトノブ付近にドライブモードを選択するスイッチが配置される。これにより「エレクトリック」モード、「ハイブリッド」モード、ダイナミックな走りが楽しめる「スポーツ」モードの切り替えが可能だ。

12.3インチのデジタルメーターパネルや、センターパネル上部の8インチモニターは専用のグラフィックを採用。ドライバーが選択したドライビングモードに合わせて、バッテリー残量などの情報がリアルタイムに表示される。

リチウムイオンバッテリーの搭載によって、荷室の積載性は純エンジン車より劣るものの、容量は後席を後ろにスライドさせた通常時で460L(純エンジン車は580L)、後席を前にスライドさせた状態で600L(同670L)を確保。リヤシートに3分割可倒機構が備わり、荷室空間を多彩にアレンジできる美点は、このハイブリッド仕様にも備わっている。

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