【スクープ】次期「メルセデス・マイバッハSクラス」はラグジュアリー性がさらなる高みに

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「Sクラス」で勇退するV12気筒エンジンは現役を続行!

メルセデス・ベンツの旗艦、「Sクラス」のハイエンドモデルとして設定される「メルセデス・マイバッハSクラス」の次期型がカメラに捉えられた。

ドイツ、シュツットガルトの市街地に出没した開発車両は、依然厚いカモフラージュで細部が隠された状態ながら短いフロントのオーバーハングに対して長いリヤオーバーハングが印象的。当初は現在開発が進められている次期Sクラスと考えられていたが、フロントグリルに見られる縦スリットの偽装や明らかに長いホイールベース、後部ドアの形状から「マイバッハ」と判断された。

その外観には、上部にLEDデイタイムランニングライトバーを備えるシャープなヘッドライト、クローム仕立ての縦スリットグリル、新しい意匠となるインテークやバンパーが装備される。また、テールゲートまで伸びるLEDテールライトや格納式ドアハンドルも採用されるようだ。現行モデルでは全長215インチ(5462mm)、ホイールベース132.5インチ(3365mm)とベースとなるSクラスより7.9インチ(200mm)長いが、次期型でもほぼ同サイズになると予想されている。

キャビン内では、次期Sクラスと同様に縦型のデジタルインスツルメントクラスターや大型タッチスクリーンインフォテイメントシステムを搭載。上質なレザーやウッドトリムがふんだんに使われることは現行モデルと変わらない。広いフットスペースを持つ後席には、シートの換気&マッサージ機能を完備するほかエアバランスキャビンフレグランスシステム、4ゾーンエリア自動気候制御システム、ソフトクローズドア、リヤテーブル、ホット/コールド・カップホルダーなども完備する。

なお、ダイムラーは次期SクラスにV12気筒エンジンを搭載しない決定を下しているだけにマイバッハ版のパワートレインが注目を集めているが、基本的には現行型と変わらない模様だ。すなわち次期型でも最高出力630ps、最大トルク1000Nmを発揮する6L V12気筒ツインターボは現役を続行する可能性が高いという。

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