メルセデスAMGが新型「CLA」にも「35」を設定

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4月16日開幕のニューヨーク・モーターショーで初披露

4月9日、ダイムラーは新型メルセデス・ベンツCLAに高性能版となる「メルセデスAMG CLA35 4マチック」を設定したと発表した。4月16日に開幕するニューヨーク・モーターショー2019で初披露され、欧州では8月より市場導入される予定だ。

搭載されるエンジンは306ps/400Nmを発揮する2L直列4気筒ターボの「M260」ユニットで、デュアルクラッチのAMGスピードシフトDCT 7Gと組み合わされ、AMGパフォーマンス4マチックを介して4輪を駆動。0-100km/h加速を4.9秒でこなす性能が与えられた一方で、欧州複合モード燃費は13.9km/Lを実現している。最高速度は250km/hでリミッターが作動する。

AMGダイナミックセレクトによる走行モードは「スリッパリー」、「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツ+」、「インディビデュアル」の5モードを設定。ドライバーの好みに応じてエンジンやトランスミッションなどのレスポンスを選択することが可能だ。新設定のスリッパリーは、パワーを抑えてフラットなトルク特性となり、氷雪上などの滑りやすい路面で最適化され、安定性を高めるモードだ。

走りのパフォーマンスアップに合わせてブレーキシステムも強化。フロントは350mm径のディスクに4ピストンモノブロックキャリパーを、リヤは330mm径のディスクに1ピストンスライディングキャリパーを組み合わせている。ディスクは放熱性に優れるドリルドタイプ。キャリパーはシルバーにペイントされ、ブラックで「AMG」のレタリングが入る。

エクステリアでは、ボンネットにパワードームと表現される2本のプレスラインが入るほか、AMGライン仕様のフロントエプロンや、ツインスポークデザインの18インチ軽合金ホイール(オプションでマルチスポークデザインの19インチが選択可能)、トランクのスポイラーリップ、両側出しのエキゾーストフィニッシャーが特徴として挙げられる。

新デザインの AMGステアリングホイールが目をひくインテリアは、センターコンソールがピアノラッカー仕上げになるなど、AMGモデルならではのスポーティな仕立て。デジタルインスツルメントクラスターは「クラシック」、「スポーツ」、「スーパースポーツ」の3種類から表示スタイルが選べるAMG独自のグラフィックとなっている。スーパースポーツ・モードではエンジンデータやGフォース計などを表示することが可能だ。新世代のメルセデス車の例にもれず、「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」に対応している。

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