山また山の峠を越え秘境へと続く銀の道「銀山街道」(秋田県/山形県)【日本の街道を旅する】

04【食べる】

檜枝岐に伝わる十割そば

そば処 開山(そばどころ かいざん)

檜枝岐のそばはつなぎを使わない十割が伝統。折り曲げるとちぎれてしまうため、そば粉は小分けに伸ばし、何枚か重ね合わせて裁断するように切ってゆくことから『裁ちそば』と呼ばれる。もりそば(800円)のほか、美味しさのあまり村人が食べることを禁じられた蕎麦餅『はっとう(=法度)』なども郷土の味として人気。

●10:00-17:00/無休/1泊2食付7,500円から/檜枝岐村上ノ原537-3/0241-75-2039

05【走る】
稜線を抜ける絶景の道

魚沼スカイライン(うおぬますかいらいん)

上越国際、シャトー塩沢、六日町ミナミといったスキー場の最上部を稜線づたいに駆け抜けていく道。眼下には米どころ・魚沼の田園風景がジオラマのように広がり、その向こうには八海山、巻機山、至仏山といった上越国境沿いの美しい峰々がそびえ立つ。行き交うクルマもほとんどなく、気持ちいい走りを楽しめる。

●正式名称:県道560号・田沢小栗山線/全長17.5km(十二峠-八箇峠)/冬季閉鎖11月上旬-5月上旬/025-782-0255(南魚沼市塩沢庁舎)

アクセスガイド
【電車、バス】銀山平への玄関口となるのはJR浦佐駅。上越新幹線で東京から約1時間30分、新潟からは約40分。そこからは越後交通のバスがあり、銀山平(遊覧船乗り場)までが約1時間20分、檜枝岐まではさらに40分かかる。バスは6-11月のみ運行で本数も少ないので事前のチェックを忘れずに(魚沼市観光協会025-792- 7300)。【クルマ】奥只見エリアに最も近いのは関越道・小出IC。練馬ICから204km、新潟中央ICから98km。小出ICから銀山平までは国道352号とシルバーラインを使えば25km/50分。国道352号の枝折峠越えだと、険しい山道なので所要時間は倍近くかかってしまう。銀山平から檜枝岐まではこれまた険しい山道で58km。

観光情報
魚沼市観光協会025-792-7300/南魚沼市観光協会025-783-3377/尾瀬檜枝岐温泉観光協会0241-75-2432

※掲載データなどは2011年9月末時点のものです。実際におでかけの際は、事前に最新の情報をご確認ください。

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