ヒミツの部分が見えてきた? アストン・マーティン・ヴァルキリーの内外装が公開

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空力性能の追求が生み出したカタチ

 

7月12日、アストン・マーティンは同社の新世代ハイパーカーである「ヴァルキリー」の、内外装デザインに関する新情報を写真とともに公開した。

 

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ヴァルキリーは、アストン・マーティンとフォーミュラ1チームであるレッドブル・レーシングとの共同で開発された公道走行可能なハイパーカー。コードネーム「AM-RB001」で開発がスタートしたこのマシンは、2017年に「ヴァルキリー」という正式な車名とともに公開されている。

 

 

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ボディは底面をえぐり取ったかのようにベンチュリートンネルを設置。ここに大量の空気を通して、ダウンフォースを追求。これにより、ボディの前後左右に配置するエアロパーツを極力減らすスタイリングを実現している。

 

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軽量化にも余念がない。例えば、ヘッドライトユニットは、アストン・マーティンのそのほかの市販車に採用している最も軽量なものより30〜40%軽いものが採用されている。さらにボディの鼻先に配置されるアストン・マーティンのバッジも、人間の髪の毛より30%も薄い厚さ70ミクロンのアルミバッジを装着している。ちなみにこのバッジは、ほかの市販アストン・マーティン車のそれより99.4%も軽いという。

 

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ティアドロップ型のキャビンは、スペースを最大限確保するために、乗員はリクライニングした姿勢のドライビングポジションをとることになる。これはF1やル・マンのプロトタイプのレーシングマシンから着想を得ている手法だ。

 

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ドライバーが前方の視界に集中できるように、取り外し可能なスクエア形状のステアリングホイールには各操作系のスイッチを集約。各種情報はセンターパネルのモニターに表示する。また、ダッシュボードの左右端にはそれぞれの後方視界を映し出すモニターを配置。これによりサイドミラーは省かれている。このモニターが後方視界をカバーするため、ルームミラーも存在しておらず、これはリアウインドーが設けられていないことからも見て取れる。代わりにルーフにはエンジンルームへの空気を導くエアインレットが備わる。これらのディテールからだけでも、走りのパフォーマンスを最優先した設計であることが理解可能だ。

 

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