航続距離が1.5倍に! BMW i3が新型バッテリーを搭載してGO!

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1回の充電で東京〜箱根の往復も夢ではない!?

 

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 BMWはi3に新型バッテリーを搭載し、EVでの航続距離が従来の190kmから最大300km(いずれも欧州テストサイクル、NEDC値)に延長したと発表した。

 

 新たに搭載されたバッテリーは、従来型の21.8kWhを大きく凌ぐ33kWh仕様。これにより、悪条件の中でさえ1回のフル充電で200kmの航続距離が実現したという。最高出力170ps、最大トルク25.5kg-mを発揮する電気モーターのスペックに変わりはない。

 

 新型バッテリーはピュアEVのi3とレンジエクステンダー仕様の両モデルに搭載されるが、従来型も継続して販売される。新型バッテリーは密度を高めたことで、従来型バッテリーと同じスペースに収まるため、従来型ユーザーには、バッテリーの換装を実施する特別なプログラムも予定されているとのこと。

 

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 従来型の日本仕様は1回のフル充電で229km(JC08モード値)の航続距離が発表されている。ビー・エム・ダブリューによれば実用上の航続距離は160km程度になると国内販売開始時にアナウンスしていたが、この新しいバッテリーが搭載されれば、航続距離が1.5倍程度は伸びると予想される。日本仕様がまだ発表されていないだけにあくまで推測でしかないが、ひょっとすると東京〜箱根の往復くらいなら1回のフル充電でこなせてしまうかもしれない。もちろん、箱根のワインディングを元気よく走らせてしまえばその限りではないが……。ひとまず新バッテリーを搭載した日本仕様の発表に期待したいところだ。

 

 

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