ポップアート界のレジェンド、ピーター・ブレイクがデザインしたベントレーがすごいことに

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世界初のポップアート・ベントレー誕生

 ベントレー・コンチネンタルGT V8コンバーチブルをベースにしたワンオフモデルが完成し、ベントレー・モーターズから発表された。手掛けたのは英国ポップアートの巨匠、ピーター・ブレイクだ。

 1932年生まれのピーター・ブレイクは、1967年のビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のアルバムジャケットを手掛けるなど、輝かしい実績の持ち主だ。長きに渡って活躍している彼の業績にベントレーが敬意を表すとともに、世界初のポップアート・ベントレーを作るため、今回のコラボレーションが実現した。

 ピーターの手掛けたワンオフモデルは、大胆なカラーリングが特徴で、ボディは別注のセントルークズ・ブルーとブリティッシュ・レーシンググリーンに塗られる。コンチネンタルイエローのボンネットにはセントジェームズレッドの大きなハートマークがあしらわれる。フロントグリルのシェルはフクシアピンクだ。

 インテリアではすべて異なるカラーのシートが個性的で、これはボディカラーに使われた色合いが反映されたものだという。また、ステアリングホイールはレッド、シフトレバーにはピンクのレザーが張られている。各シートのヘッドレストにはピーターのサインが刻まれるほか、ドアのスカッフプレートは専用タイプとなる。

 このワンオフモデルの制作にあたっては、ピーターのプロデュースのもと、ベントレーのオーダーメイドプログラムを担当する「マリナー」が全面協力したという。

 実車は6月24日に開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて披露されるとともに、ボナムスのオークションに掛けられ、その売り上げは公益信託「Care2Save」に寄付されるとのことだ。

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