「プロパイロット2.0」を筆頭に先進性をアピール

日産自動車は、新型セダンのラインアップをグローバルに充実させると発表した。いわく、大胆なデザインと最新の先進安全技術や燃費性能に優れたパワートレインを搭載する魅力あふれるセダンを今後も投入していくという。

日産のグローバル商品戦略と商品企画担当のイヴァン エスピノーサ氏は以下のようにコメント。

「日産は、これまで以上に先進技術を搭載したクルマをお客さまにお届けしていきます。今後、日産のセダンに乗るお客さまは、より進化した自動運転技術、電動パワートレイン、コネクティビティなどをお楽しみいただけることでしょう」

日本では、高速道路で同一車線内におけるハンズオフが可能なナビ連動ルート走行を実現した世界初の「プロパイロット2.0」を搭載した新型「スカイライン」を今秋発売する。また昨年、米国では日産のセダンとして初めて「プロパイロット」を搭載した新型「アルティマ」を発売。この新型アルティマは世界初の量産型2L直列4気筒可変圧縮比ターボエンジン「VCターボ」も搭載している。このVCターボはV6ガソリンエンジンと並ぶ動力性能を発揮しつつ4気筒エンジンと同等の低燃費を実現している。

日産では自動車を所有している、あるいは購入を検討している人を対象としてグローバルな調査を実施しているが、調査対象者のうちセダンを所有していない人の75％が、「現在あるいは将来的にセダンを購入検討の対象とする」と回答。特にセダンを所有していないミレニアル世代については、80％がセダンを購入検討の対象とすると回答したという。また、セダンオーナーは日々の通勤だけでなく、さまざまなクルマの用途に関心があり、セダンオーナーである回答者の71％が旅行や冒険に、62％が自然やアウトドアに興味を持っていた。

前出のエスピノーサ氏は、こう続ける。

「日産の最新のセダンはお客さまのニーズ、特に人生で初めてクルマを購入するような若いお客さまのニーズにもお応えします。セダン市場から撤退するメーカーもある中、私たちはセダンを求めるお客さまのニーズに今後も着実にお応えしていきます」

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