"旅&ドライブ" の記事一覧 - 15ページ目 旅&ドライブ 2019.04.10 関東平野の縁にそそり立つ中山道でも屈指の難所(長野県/群馬県・碓氷峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 上って下るのではなくひたすら上り続ける峠道広大な関東平野を縁取るように、そそり立つ上信国境の山々。その少しでも低いところを探るように開かれてきたのが碓氷峠である。律令時代の官道から現代の高速道路や新幹線にいたるまで、時の流れとともに移り変わる人の営みが深く刻み込まれている上信越道・碓氷軽井沢ICと軽井沢の町を結ぶ県道9… 旅&ドライブ 2019.04.09 枝を折りつつ進んだ秘境に延びる銀の道(新潟県・枝折峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 巨大な鉱山都市があった越後山中の秘境・銀山平銀山湖とも呼ばれる只見川源流の大きなダム湖の脇を抜け、越後から奥会津へと続く国道352号は酷道ファンにはお馴染みのルート。途中には集落も、ガソリンスタンドもなく、ときには山から流れ出す沢水が道路を横切っていく険しい山道である。その最高地点に位置するのが銀山街道の枝折峠である。… 旅&ドライブ 2019.04.08 西吾妻山の稜線まで九十九折りを駆け上る(山形県/福島県・白布峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 走り応えあふれる峠越えのワインディング福島県と山形県の境に連なる吾妻連峰の険しい山並み。その西寄りの稜線を越えていくのが西吾妻スカイバレーの白布峠である。この峠道の南側、桧原湖の水底には会津米沢街道の宿場町が静かに眠っている。白布峠の前後では、南の裏磐梯高原だけではなく北の米沢市街も眼下に見ることができる。天気が良けれ… 旅&ドライブ 2019.04.07 六里の道のりを六十里と称した会越国境の険しい峠越え(新潟県/福島県・六十里越)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 元首相のお膝元から会津へ抜ける険しい峠道県境のトンネルの前後には大小50あまりのスノーシェッドが続く。越後と会津を結ぶ歴史ある街道ながら、近年まで自動車での行き来ができなかった六十里越。スノーシェッドの連続する険しい峠道を走れば、「一里の道を十里に比す……」という、昔の旅人の気分がたっぷりと味わえる。戊辰戦争で名を馳せ… 旅&ドライブ 2019.04.05 日本海に突き出た小さな火山の半島(秋田県・妻恋峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 遠景から眼下の近景まで360度の展望が広がる妻恋峠という名前は、その昔、峠を通りかかった僧侶の詠んだ歌に由来するもの。遮るもののない、一面の草原に覆われた寒風山を越えていく妻恋峠は、東北エリアでは一、二を争う絶景のワインディングロードとして知られる。その山頂から四方を見下ろせば、男鹿半島の成り立ちさえ見て取れるような気… 旅&ドライブ 2019.04.01 日高の大山塊を境にして、眺めも天候も変わる(北海道・日勝峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 いかにも北海道らしいスケールの大きな峠道札幌を起点に道東エリアへと延びる国道274号は、北海道の東西を結ぶ幹線道路のひとつ。道内では最長、国内でも11番目に長い365.8㎞の総延長をもつ国道だ。その途中にある日勝峠は、いかにも北海道らしいスケールの大きな峠越えを味わえる道。およそ55㎞の道のりで、大いなる山塊・日高山脈… 旅&ドライブ 2019.03.31 ヒグマたちが暮らす、世界遺産の半島(北海道・知床峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 人跡未踏の稜線地帯を越えてゆく知床横断道路羅臼を結ぶ国道344号・知床横断道路。そのピークに位置する標高738mの知床峠からは、オジロワシの舞う大空とヒグマの闊歩する原生林、根室海峡の向こうに浮かぶ国後島を一望にする大パノラマが広がる。国後島が最もよく見えるのは、知床峠から羅臼側に2㎞ほど下った見返り峠付近。峠の取材で… 旅&ドライブ 2019.03.30 築城の名手・清正公の技術を受け継いだ石橋をめぐる「石橋街道」(熊本県)【日本の街道を旅する】 堅牢な石橋と言えば中世ヨーロッパの町並みを思い浮かべる人が多いかもしれない。しかし、日本でも熊本には数多くの石橋が点在する。清正公伝来の石組み技術と阿蘇の火山岩。これに人々の熱意が加わり、すばらしい風景が生まれた。石組み単一アーチ橋としては国内最大の霊台橋。日没から約2時間はライトアップされる。数多くの戦国武将の中にあ… 旅&ドライブ 2019.03.29 大自然の恵みと猛威はいつも背中合わせにある「島原街道」(長崎県)【日本の街道を旅する】 愚かな領主が引き起こしたキリシタンの大蜂起複雑に入り組んだ海岸線をもつ長崎県の南東端に、大きく突き出しているのが名峰・雲仙をいだく島原半島。まるで火山島のように海から立ち上がる雲仙は、過去に何度も噴火を繰り返し、被害をもたらしてきた。しかし、地元の人たちはこの山を愛してやまない。雲仙に向かってまっすぐに延びていく諫早湾… 旅&ドライブ 2019.03.28 いにしえから気高くそびえる神の山へと続く信仰の道「大山道」(鳥取県/岡山県)【日本の街道を旅する】 眺める場所で表情が変わるうつくしくも神秘的な山鳥取県の南西部にそびえる標高1729mの大山。この山は中国地方で最も高い独立峰ということもあり、古くから山岳信仰の対象として多くの人を惹きつけてきた。その参詣者や修験者が歩みを刻んだのが大山道である。県道45号・鍵掛峠の周辺に広がるブナの原生林。樹齢100-200年の巨木が… 旅&ドライブ 2019.03.27 のどかな風景のなかに古代ロマンが息づいてる「吉備路」(岡山県)【日本の街道を旅する】 巨大古墳が物語る強大な地方国家の存在大きな桃がどんぶらこ……と流れてきた桃太郎の昔話。その鬼退治の舞台とされるのが吉備国である。温暖で肥沃な大地、そして、製鉄文明をもつ古代国家は、なぜか古事記や日本書紀には記述がほとんどない。吉備路をゆけば、謎を秘めた古代のロマンに出会える。鬼ノ城に復元された西門。朝鮮半島の山城とよく… 旅&ドライブ 2019.03.26 うつくしき里山を抜け若狭の海と京の都を結ぶ「鯖街道」(滋賀県/福井県/京都府)【日本の街道を旅する】 小浜から京の錦市場まで魚荷衆が夜通し歩いた京都の北、琵琶湖の西につらなる山なみを抜け、若狭湾の海の幸を都へ運び続けてきた道がある。この道が鯖街道と呼ばれたのは江戸時代からだが、交易路としての歴史はもっと長い。古代から海産物が行き来してきた街道筋には、うつくしい里山の風景が今もたっぷり残っている。小浜郊外にある瓜割の滝。… PREV 1 … 13 14 15 16 17 … 26 NEXT