"旅&ドライブ" の記事一覧 - 14ページ目 旅&ドライブ 2019.04.20 1100年以上も前に官道として開かれた畿内と東国を分ける峠(三重県/滋賀県・鈴鹿峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 古代東海道の時代に関が置かれた宿場町昔ながらの風情が色濃く残る東海道・関宿。その西にそびえる山並みを越えていくのが鈴鹿峠である。この道が開かれたのは、参勤交代やお伊勢参りの人々が行き来した遙かに前の時代。古代の東海道を東に向かう都人にとって、鈴鹿峠の向こうは化外の地“東国”だったのだ。「天下の険・箱根」と並ぶ東海道の難… 旅&ドライブ 2019.04.19 お地蔵さんの立つ旧道を越え、霊峰・御嶽の山ふところへ(長野県・地蔵峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 名著『日本百名山』の表紙にもなった御嶽の眺め木曽路から飛騨高山を目指すなら国道361号の旧道を走ってほしい。長いトンネルを抜ける新道では、開田高原に着くまで見えない霊峰・御嶽が、曲がりくねった旧道を行くと、峠を越えた瞬間、目の前に大きな姿を現してくる。開田高原にある木曽馬の里。ここからも御嶽はよく見える。「峠」が付く日… 旅&ドライブ 2019.04.18 戸隠連峰の岩肌がそそり立つ峠を越えて、伝説が息づく山里へ(長野県・大望峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 戸隠連峰と北アルプスを一望にする大きな眺め長野市の西の外れに位置する旧・鬼無里村には、豊かな自然とさまざまな伝説がいまもたっぷりと残されている。この静かな山里へと続く道が今回紹介する大望峠である。目の前にそそり立つ戸隠連峰の岩壁と遠くに浮かび上がる北アルプス。そのスケールの大きな眺めには、まさに「大望」の名がふさわしい… 旅&ドライブ 2019.04.17 国道最高地点を越える日本屈指の山岳ルート(群馬県/長野県・渋峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 下界では味わえないダイナミックな山岳風景道路の両側にそそり立つ雪の壁。渋峠から群馬側に少し下ったあたりが最も積雪量の多いポイントで、壁の高さは7-8mにもなる。日本の峠道を語るうえで、志賀草津道路の渋峠を外すわけにはいかないだろう。なにしろ標高2172mのピークは日本の国道の最高地点であり、日本列島の脊梁、中央分水嶺を… 2019.04.16 標高2360m、日本一高い車道の峠道(長野県/山梨県・大弛峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 麓から峠まで駆け上がれば季節も一瞬で移り変わる奥秩父の山並みを越えて山梨県と長野県を結ぶ川上牧丘林道。この道は志賀草津道路の渋峠より200m近くも高い標高2360mの大弛峠を越えていく。峠の長野県側は千曲川の源流域。そこから日本一長い河川が日本海へと流れていく。シラカバ林に囲まれた川上牧丘林道の長野県側。林間に湧く水は… 旅&ドライブ 2019.04.15 南国ムードあふれる七浦七峠の海辺(宮崎県・堀切峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 おそらく日本で一番低いシーサイドの峠道わずか標高62mにも関わらず、国土地理院の地形図にも記されている堀切峠。クルマで走ると峠であることを意識する間もなく通り過ぎてしまいそうだが、徒歩で街道を行き来していた人には、とても険しい登りと下りの連続だった。峠の脇に立つ宮崎交通のバス停。初代社長の岩切氏は「宮崎観光の父」とも呼… 2019.04.15 茶屋から眺める富士は今も昔も変わらない(山梨県・御坂峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 二代目の手によって営業再開した峠の茶屋最近、急速に数を減らしているのが峠の茶屋である。新トンネルの開通で御坂峠の天下茶屋も一時廃業したが、約10年の時を経て復活。太宰治を愛する文学ファンや富士の眺めを楽しむ人で今も賑わっている。昭和初期に国道8号として開削された御坂峠の道。御坂隧道から北の冬季閉鎖は4月下旬に解除予定。… 旅&ドライブ 2019.04.14 伊豆半島の稜線から海越しの富士を仰ぐ(静岡県・仁科峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 中央との太いパイプを持つ村長の奔走で開通した道太平洋に突き出た伊豆半島を古くから陸路でつないできたのは、内陸の修善寺から天城峠を越えていく下田街道だった。一方、駿河湾に面する西伊豆エリアは道路や鉄道の建設が進まず、「陸の孤島」と呼ばれるほど交通の便が悪い土地だった。そんな土地の人々の願いをかなえるため開かれたのが仁科峠… 旅&ドライブ 2019.04.14 新宿から甲府盆地 へ甲州裏街道の峠越え(山梨県・柳沢峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 青梅街道をひたすら走り多摩川の源流域2012年に中央道の笹子トンネルが事故で長期にわたって通行止めとなった時、混雑する国道20号の迂回路として、多くのクルマが通り抜けていった柳沢峠。東京都心の新宿と甲府盆地とを険しい山越えで結ぶ青梅街道は、関所を通らずに済むことから、江戸時代には「甲州裏街道」と呼ばれていた。幕末の甲州… 旅&ドライブ 2019.04.13 踊り子も越えていった伊豆山中の峠道(静岡県・天城峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 山中にひっそりたたずむ石組みのトンネル川端康成の『伊豆の踊子』を始め、数々の文学作品のほか、映画や歌謡曲の舞台となってきた天城峠。ここは幕末の志士・吉田松陰が密航を企て、海外を夢見ながらひそかに越えていった峠でもある。旧道に分け入れば、そこには昔ながらの峠の風情があふれている。天城峠から河津浜までは15kmほど。山から… 旅&ドライブ 2019.04.13 東京湾から太平洋まで南房総の稜線を走りつなぐ(千葉県・白石峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 房総半島の最高峰の脇を東西に延びていく林道嶺岡林道の鋸南町側からは東京湾越しに富士山も見える。南房総のなだらかな山並みを越え、東京湾側の鋸南町と太平洋側の鴨川市を結ぶ嶺岡林道。ここは古くから人や馬が行き来してきた稜線伝いの道だった。「ここには縄文時代の住居が復元してあったんだけど、このあいだ雷で焼けちゃってね」と教えて… 2019.04.12 西の富士にも負けない、東の秀峰に駆け上がる(茨城県・風返峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 江戸の人々にとって山といえば富士と筑波江戸のランドマークとして、富士山とともに浮世絵にも描かれてきたのが筑波山である。林立する高層ビル群に遮られ、東京から目にできる機会はめっきり減ってしまったが、いまでも中腹の峠まで駆け上れば、広い関東平野を一望にすることができる。風返峠から見上げる筑波山。右が女体山(標高877m)、… PREV 1 … 12 13 14 15 16 … 26 NEXT