
1974年インディアナポリス500、1984年モナコGP、1995年ル・マン24時間で優勝した「トリプルクラウン」のレースナンバーがテーマに
マクラーレン・オートモーティブは、究極の美しいオーダーメイド・カラーリング「3-7-59」を発表した。「マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ (MSO)」の熟練したペイント・エンジニアによって仕上げられたこのカラーリングは、マクラーレンF1ドライバーのランド・ノリス選手、マクラーレン・インディカードライバーのパト・オワード選手、そしてマクラーレンF1 GTRでル・マン24時間レースに2度参戦した元マクラーレンF1ドライバーのデレック・ベル氏によって、特別な「マクラーレン750S」に施された。
米カリフォルニア州の「ソノマ・レースウェイ」で開催されたラグジュアリーモータースポーツの祭典「ヴェロシティ・インターナショナル」で公開された「3-7-59」は、マクラーレンが「インディアナポリス500」「モナコGP」「ル・マン24時間レース」で優勝し、モータースポーツの世界的な「トリプルクラウン」を手にした輝かしい成功へのトリビュート。
【写真13枚】「トリプルクラウン」を手にした輝かしい成功へのトリビュート!
この公開は、1963年のマクラーレン創立から60周年を祝う1年の中で、最も記憶に残る瞬間のひとつとなっている。塗装には1,200時間以上を要し、「3-7-59」のユニークなバリエーションをまとった6台のカスタマー・カーが製作され、すでに全て完売となっている。
「マクラーレン創立60周年を祝福するにあたり、モータースポーツ、そしてスーパーカーやハイパーカーの卓越性の両方において、限界を押し広げてきたマクラーレンの伝統を振り返ります。『3-7-59』のテーマは、この両分野からインスピレーションを得たもので、私たちのトリプルクラウンの成功に敬意を表した究極のパフォーマンスのお披露目となります。マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ史上、最もチャレンジングなこのプロジェクトは、マクラーレンの業界をリードするペイントのエキスパートが、このクラスの新たなベンチマークとなるスーパーカーに施された、まったく新しい魅力的な表現なのです」と語ったのは、マクラーレン・オートモーティブCEOのマイケル・ライターズ氏だ。
「3-7-59」のテーマ名は、1974年のインディ500でジョニー・ラザフォードがドライブしたM16Dの「3」、1984年のモナコGPでアラン・プロスト選手が優勝したマクラーレンMP4/2の「7」、そして1995年のル・マンでヤニック・ダルマス選手、関谷正徳選手、JJ・レート選手がドライブして優勝したマクラーレンF1 GTRの「59」、という3つのトリプルクラウンで優勝したマクラーレンのレースナンバーに因んでいる。
これらのレースを制した驚異的なマシンとトリプルクラウンの偉業が注目すべきものであり、かつ象徴的であるように、「3-7-59」のテーマもまた、勝利を収めた3台のマシンのカラーリングを反映し、3つのレースとそれを制したマシンの詳細をイラスト化し、鮮やかなコラージュで組み合わせている。
「3-7-59」のテーマは、マクラーレンのペイント技術を新たな高みへと引き上げ、20色以上のカラーを使用して印象的なエクステリアを表現している。マクラーレン・スペシャル・オペレーションズのペイント・エンジニアは、各車両の細部に至る奥行きとディテールを実現するため、数十年にわたる経験を結集させ、これまでのワンオフ・カスタマーの依頼で培ったテクニックを駆使したという。
「3-7-59」 が語るトリプルクラウンのストーリーは、ドライバーがクルマに乗る前からスタートしている。キーフォブには、マルチカラーの外装を模した手描きのアートワークが施された。フロントは、マクラーレン「MP4/2」の白と赤のカラーリングからインスピレーションを得ており、レースナンバーの「7」がボンネットにあしらわれ、F1マシンのイメージカラーとその表現にマッチしている。
両サイドは、1995年のル・マンで優勝したマクラーレン「F1 GTR」へのオマージュであり、グレーのカラースキームと「59」のレースナンバー、そして24時間レースのGT1クラスへの参戦を示す鮮やかなグリーンのドットが施されている。
マクラーレンのトリプル クラウン ストーリーを物語るペイントワークのディテールには、レースで優勝した車両に因んで「イースター エッグ」が隠されており、マクラーレンがトリプルクラウンイベントで勝利を収めた年、そしてマクラーレンのロゴの進化なども確認できる。現在使用されている「スピードマーク」には、オリジナルのマクラーレン・レーシングのロゴが付いている。
マクラーレン「M16D」からインスピレーションを得た「3-7-59」テーマのリアの3分の1には、1974年のインディ500の優勝したボディカラーのオレンジを採用しており、またレースカー同様にブルーでナンバー「3」をあしらっている。
M16Dのレースナンバーが描かれたサイドには、オレンジのペイントがF1 GTRのグレーのスキームへと変化する、チェッカーフラッグの渦巻きのようなエフェクトが施され、細部に至るまで完璧なペイントが施されている。
マシンの反対側には、MSOが開発した新しい技法でツイストが施された。レースゼッケンの色からインスピレーションを受け、ベクタープロセスを使用して作成された印象的なブルーの「スプラッシュ」が、車全体に散りばめられているのだ。このプロセスでは、キャンバス上で作成されたスプラッシュをスキャンして、ペイント効果のテンプレートとして使用し、それを拡大させる。スプラッシュの中に4色のブルーを使用することで、クルマの表面と完全に同一平面であるにもかかわらず、立体的に見える外観を与えている。
サテン・ブラックの超軽量ボルテックス・アロイ・ホイールは、ブルー、レッド、ル・マン・ゴールドの3色で交互に仕上げられたブレーキ・キャリパーを覆い、3冠を達成した3台のマシンを連想させる。
「3-7-59」のボディに施された息をのむような職人技のほかに、MSOの技術者は隠れたインタラクティブな新機能も組み込んだという。 カラーリング内には、エクステリアとインテリアに3つのQRコードがあり、それぞれがクルマの詳細を説明するwebページへのライブ ポータルを提供しているという。
特定の光と特定の角度で反射した「3-7-59」モチーフは、ヘッドライトマウント内のLEDランニング ライトを収容するブラケットに輝く。後部では、エアブレーキの下側に取り付けられたブレーキ ライト内でエレクトロクロミックMSOロゴが点灯する。
さらにマクラーレンは新しい素材に挑戦し、銀箔で外装のディテールを製作した。「3-7-59」テーマの750Sの両側の下部ドアに位置し、マクラーレンが独自の効果を実現するために社内で開発した金メッキ技術を使用して施された、素晴らしい緑青仕上げによるシルバーのトリプル クラウンロゴがあしらわれている。マークを車両全体に適用した、特別仕様のひとつだという。
トリプルクラウンロゴのデザインはインテリアにも取り入れられており、標準仕様のカーボンファイバー・レーシングシートのヘッドレストにはマクラーレンオレンジのステッチが施され、センターアームレストにはデボス加工が施されている。シートには、グラファイト・アルカンターラに刻まれたトリプルクラウンのアートがさらに施され、ホワイトのコントラスト・ステッチで仕上げられた。
インテリアには、シートと同じアートワークが描かれたカーボンファイバー製ドアトリム、ステアリングホイールのリムに描かれた12時のマーク、マクラーレンMP4/2へのオマージュとして「3-7-59」のノーズを飾った赤と白の”シャタード”ペイントにインスパイアされたハンドペイントのカーボンファイバー製シフトパドルなどが採用されている。
ペダルは、エクステリアのペイントディテールの一部と同じレーザーエッチングアートワークが施され、セラミックコーティングとホワイト、ブラック、オレンジのトリプルクラウンスターで仕上げられた。カーボンファイバー製のドアシルにも同じスターが描かれる。
これはマクラーレンのF1での成功と「モナコGP」に捧げる特別なものであり、赤と白のマクラーレンF1のカーボンファイバー製ボディワークが施されている。
https://cars.mclaren.com/en/750s/3759
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