GTIクラブスポーツに近いデザインに

VWは9月、ゴルフ高性能版『ゴルフGTI』にマニュアルトランスミッション最終モデルとなる『ゴルフGTI 380』を発表したが、すでに大幅改良モデルに着手しており、その市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えた。

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最新のGTI 380と開発車両を比較すると、ヘッドライトがスリム化され、内部LEDデイタイムランニングライトは、カップ型LEDがなくなり、レンズを囲むように配置されている。グリル上部の赤いストライプは、GTI クラブスポーツと同じように、左右ヘッドライトを繋いでいるように見え、流行のLEDストリップよりスポーティーだ。

フロントバンパーも新設計される。外側の黒いラインはテープで、最終的にはGTIクラブスポーツに近いデザインが予想される。またコーナーベントはわずかに低くなり、X字型LEDは消えているが、最終的には戻ってくる可能性もあるだろう。

リアエンドでは、テールライトのグラフィックが大幅に変更されるが、ステッカーで完全に隠されており、詳細は不明だ。

キャビン内では、中央タッチスクリーンが大型化されるが、同社ではゴルフ8に導入したタッチセンサー式コントロールがほぼ失敗だったことをすでに認めており、改良新型では、廃止されると思われる。

パワートレインにも注目だ。現在の2.0L直列4気筒TSIエンジンの最新バージョンは、電動アシストに接続される可能性がある。VWは、数年以内に完全電気自動車化を目指しているため、ハイブリッド技術を搭載した最新のGTIを導入することは自然といえる。その場合、GTIクラブスポーツの300psに近いパワー数値が期待できるかもしれない。

ゴルフGTI改良新型のワールドプレミアは、2024年内と予想される。

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