日本メーカーの品質、耐久性、信頼性をアピール! TOYOTA GAZOO Racingがダカール2連覇

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ナサール・アルアティヤ/マシュー・ボーメル組が総合1位に、総合4位と5位で「トヨタ ハイラックス T1+」がトップ5入り

カタールのナサール・アルアティヤ選手とフランス人コ・ドライバーのマシュー・ボーメル選手は、1月15日に行われた「ダカール・ラリー 2023」の最終ステージで「GR DKRハイラックスT1+」をゴールさせ、2022年にTOYOTA GAZOO Racing(TGR)が獲得したダカールタイトルを見事に防衛した。2人はステージ14のみの優勝者に5分41秒の差をつけられたものの、1時間20分49秒で、総合優勝を果たした。

ダカール2023の最終ステージは、サウジアラビアの都市・アルホフフ(Al Hofuf)のビバークを起点とする136kmの試練。その後、167kmのショートリエゾンを経て第14ステージに挑み、最終リエゾン100kmで海岸沿いの都市ダンマームにあるフィニッシュポディアムを目指した。

ナサール・アルアティヤ選手にとってはダカールラリー5勝目、マシュー・ボーメル選手はこれで4勝となった。2人はトヨタ自動車で3勝しており、今回の勝利は日本メーカーの品質、耐久性、信頼性を示すものとなった。2人はステージ3でトップに立つと、その座を譲ることなく走り続けた。

【写真21枚】過酷! 計16日間、8,500kmのレース。 

ダンマーム付近でゴールしたジニエル・ド・ヴィリエ選手は、20回目のダカールラリー完走を果たし、総合4位で大会を終了した。この結果、2009年の優勝を含めてトップ5フィニッシュは通算15回となった。また、トップ10圏外に入ったのは1回のみであり、ダカールラリーのベテランらしいタフさと粘り強さが感じられる成績であった。コ・ドライバーのデニス・マーフィ選手とともに、ジニエル・ド・ヴィリエ選手は、2時間31分12秒の差で第45回大会を終えた。

ダカール・ラリー 2023は、ヘンク・ラテガン選手とコ・ドライバーのブレット・カミングス選手にとって、まったく違う展開になったかもしれないレースとして長く記憶されることになるだろう。2人は総合2位まで順位を上げたが、その後2度の故障で順位を下げてしまった。ラリーを通して素晴らしいペースを見せた2人は、今後のラリーでその速さを発揮してくれることを期待したい。それでも、4位のチームメイトから5分以内の差の、総合5位でフィニッシュした。

ダカール・ラリー 2023の成績は、TGRのワークス勢が1位、4位、5位とトヨタ勢が上位を占めた。また、プライベート参戦の「トヨタ・ハイラックスT1+」は、ブラジルの若手ルーカス・モラエス選手が総合3位に入り、日本メーカー勢の活躍に拍車をかけた。ルーカス・モラエス選手は今回がダカールラリー初挑戦だったが、経験豊富なコ・ドライバー、ティモ・ゴットシャルク選手を同乗させ、以降のダカール・ラリーでの活躍を期待させる走りを見せた。

ダカールラリーが開幕戦となった2023年世界ラリーレイド選手権で、ナサール・アルアティヤ選手とマシュー・ボーメル選手は合計85ポイントを獲得した。全5戦の第1戦を終えて、ログトップとの差はわずか2点。マニュファクチャラーズ選手権では、トヨタがトップとわずか1ポイント差で2位につけている。次戦は2月最終週に開催される「アブダビ・デザート・チャレンジ」だ。

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