
いよいよ国内販売が本格化!
BYD Auto Japanは12月5日(月)、日本市場へ本格導入するBEV(電気自動車)の第一弾モデル、「ATTO 3(アットスリー)」の販売価格を発表。あわせて国内販売ネットワークや保証、オートファイナンス、保険などの展開についての情報を東京・赤坂で開催したメディアラウンドテーブルで公開した。
プレゼンテーションに登壇したBYD Auto Japan代表取締役社長の東福寺厚樹氏によれば、中国・広東省深圳を本拠地にITエレクトロニクスや新エネルギー分野、都市モビリティ分野、自動車分野のビジネスをグローバルに展開するBYDグループは、世界36の国と地域で乗用車事業を展開。特に2021年から本格化した世界市場でのセールスが大幅に伸張し、2022年10月の段階で電気自動車(BEV/PHEV/FCV)累計販売台数では約140万台を記録。
【画像15枚】BYDのラウンドテーブルで発表されたATTO 3の販売価格や日本での展開はこちら
しかも、日本国内で販売を開始するミドルサイズe-SUVのATTO 3は、中国市場を皮切りにオーストラリアやニュージーランド、タイなどのアジア太平洋地域ですでに販売され、2022年10月末の時点で累計14万3,000台のスマッシュヒットを記録しているのだ。
今回発表されたBYD ATTO 3日本仕様モデルは、同社独自開発の「ブレードバッテリー」を搭載したEV専用プラットフォーム「e-Platform3.0」が低重心化と広い車内空間を可能にするとともに、フロントの駆動用電気モーターで最高出力204ps/最大トルク310Nmを発揮しながら、485km(WLTC)という航続可能距離を実現。先進運転支援システムはもちろん、大型ディスプレイのインフォテインメントシステムや通信モジュールを介したコネクテッド機能、車両から電気を取り出してレジャーや家庭に給電できる「V2L」「V2H」にも対応。これでメーカー希望小売価格440万円(税込)なのだから、機能装備やパフォーマンス、航続可能距離を鑑みてもかなりのバーゲンプライスといえるだろう。
販売開始は2023年1月31日から。同時期に15都道府県で22カ所以上の開業準備室を順次オープンして商談や試乗に対応するとともに、2025年末までに急速充電器を備えた販売店を100拠点以上にまで拡大して全国エリアをカバーする構えだ。しかも4年10万㎞の新車保証や8年15万㎞の駆動バッテリー保証に加えて、サブスク型リースプラン、残価据置型ローン、認定中古車システム、BYDオーナー専用自動車保険も用意するなど、アフターサービスの体制にも一分の隙もない。
安定した製造拠点とデリバリー体制を構築したことで、激動の世界情勢下でもオンタイムかつ適価で発売される「ATTO 3」。これまでのティーザーキャンペーンや展示試乗会での反響や一般ユーザーの高い関心度を考えれば、続くコンパクトハッチの「DOLPHIN」やプレミアムセダンの「SEAL」の発売を待たずして、日本のEV市場にBYDブームが到来するかもしれない。
BYD ATTO 3
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