【スクープ】最高出力は何と1000ps! テスラ モデルSプラッドを標的にポルシェ開発中の『タイカン』最強モデルをキャッチ!

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0-100km/h加速2秒切り&最高速度320km/hオーバーの驚愕のスペック

先日、ポルシェのフルエレクトリックサルーン、『タイカン』に設定されるとみられる、高性能モデルのプロトタイプを捉えたが、その驚愕のパワーがわかった。

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現在、EVサルーンの最高峰といえば、米テスラの『モデルS プラッド』だ。心臓部には、3基の電気モーターを積み、システム合計出力は1,100psを発揮、その動力パフォーマンスは、0-100k/h加速を1.99秒で駆け抜ける。

対してライバル「タイカン」現行型では、ソフトウェアのアップデートだけではパワーが向上しない可能性があるという。バッテリーパックは少なくとも 1,000hp(745kw)の電力を供給できるはずなのだが、問題はモーターの制限で、他のすべての1000馬力のエレクトリックモデルは3モーター構成だが、タイカンは2モーターなのだ。

つまり、モデルSプラッドに対抗するには、3モーターを積むモデルを開発しなければならない。しかし、現在のシャーシパッケージングがそれを可能にするかは疑問で、新たなタイカンを開発している可能性があるのだ。

ニュルで初めて捉えたプロトタイプのロントエンドには、スプリッターが装着されている。外側のエッジは新設計されている可能性があるほか、ヘッドライトの下にはカナードもありそうだ。フロントウィンドウの上部、ルーフ先端の突起は計測のためのセンサー類だろう。

側面では、サイドスカートにエアロコンポーネントを追加し、キャビン内には、ロールケージ、RECAROスポーツシートが確認できる。足回りには、5本のスポークを備えた複雑なデザインのホイールセットを装着しており、内部にスペースを持つスポークは軽量化を意識したものだろう。また大きな黄色のブレーキキャリパーは、この車にカーボンセラミックブレーキが搭載されていることを示している。

さらに後部では、デッキリッドスポイラーに大きな固定式リアウィングが装着、バンパー下部のディフューザーもアグレッシブに新設計されており、パフォーマンスモデルである可能性が高い。

現在、タイカンのラインアップにおける最強モデル『ターボS』では、最高出力751ps、最大トルク1050Nmを発揮するが、この新型モデルでは、最高出力1,000ps以上を発揮、0-100km/h加速2秒未満、最高速度320km/hオーバーという驚愕のスペックを持つと予想される。

市販型の車名は「タイカンGT」などが候補に挙がっており、視界の先には、テスラ モデルSが2021年9月に打ち立てた、ニュル北コースレコードの7分30秒909が入っているはずだ。

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